アル中サラリーマンの週末登山&本の話

登山と読書と酒を語る。

浮浪者と間違われ

2008年09月29日 | 
先輩と二日酔いでフラフラしながら登山
→温泉入って生ビール
→歌舞伎町でラーメン
→秋葉のメイド喫茶でオタク鑑賞
→なぜか銀座でビリヤード

いつも思うがバグースは台が滑る。仙台の勝◯とは大違い。慣れるまでが大変だ。
下北駅前のなんとかっつうビリヤード場もよかった。安さだと歌舞伎町のアシベ会館か。


その後、

深夜都内を歩いてたら警察に包囲されて職務質問された。
自分のバックやら財布やらをあらいざらいチェックされた。
もはやそこらへんのベンチで寝ている方々と一緒にしている模様。
凶器とか他人の銀行カードとかクレジットカードとか持ってないか
丁寧にチェック。何故か免許証内容をすべてチェックされてるし。
やたらと逃げ出さないか、へんなことしないか警戒してるし。
そしてなんで免許証住所変更してないかあやしまれる。
ただでさえ急いでるところイライラしているのに。
「テメーらが平日昼しか受けつけないから更新してるヒマないんじゃボケ!」と、
でかい声だそうと思ったが本気で公務執行妨害とかになるかと思ってやめた。
国家権力には逆らえまい。

好きな山

2008年09月24日 | 
仕事の後はウイスキーを麦茶に割って飲む今日この頃。
ブランデーを紅茶に割る、かのヤン・ウェンリーのように。

自分の登った百名山を振り返ってみた。

<北海道>
羅臼岳・・・サークル先輩と。晴れ。ヒグマの糞を発見!
斜里岳・・・サークル同期と。R大4年の青年と知り合う。
大雪山・・・サークル先輩&後輩2人と。視界ゼロ。
トムラウシ山・・・大雪山から縦走。同じく視界ゼロ
<東北>
八幡平・・・サークル後輩とツーリングで。ややガス。
鳥海山・・・サークル先輩&後輩2人と。仙台から日帰り強行日程。
岩手山・・・サークル先輩2人&後輩と。山頂で雨。
早池峰山・・・サークル後輩4人と。快晴。
蔵王・・・サークル先輩&同期と。快晴。お釜に侵入。
月山・・・サークル同期2人&後輩と。ガスのみ。残雪多し。
大朝日岳・・・サークル同期2人&後輩と。ガスったが紅葉素晴らしく。
飯豊本山・・・サークル同期&後輩と。北股から縦走。山頂はガス。
磐梯山・・・サークル多数と。快晴。山頂で万歳三唱。
安達太良山・・・サークル同期4人と。快晴。
西吾妻山・・・サークル後輩とツーリングで。快晴。が、展望はない。
会津駒ヶ岳・・・サークル同期&後輩3人と。快晴。御来光を拝む。
<関東>
那須岳・・・サークル同期&後輩2人で。快晴。
日光白根山・・・単独。山頂でややガス。途中雨。
男体山・・・単独。快晴。
筑波山・・・東京友人2人と。ガス。山頂でヒョウ。
丹沢山・・・サークル同期と。晴れ。が、展望なし。
雲取山・・・単独。晴れ。ツーリングで目黒から日帰り。
富士山・・・サークル同期2人とその友人1人&先輩と。快晴。
<日本アルプス>
槍ヶ岳・・・サークル先輩&同期&後輩と。ガス。大キレットを通って北穂へ。
劔岳・・・単独。曇りのち晴れ。
立山・・・単独。晴れ。劔から縦走。
<九州>
霧島山・・・友人と。快晴。風強し。
開聞岳・・・単独。快晴。指宿寄ったついでに。
宮浦岳・・・サークル同期4人&後輩と。ガス。雪のため山頂前でリタイア。

山頂をきわめていない宮浦を含めて29峰。学生時代在住の東北に偏っているのはもちろん、
北海道や九州といった末端に集中しているのが特徴的である。

百名山制覇、などという目標はとうの昔に捨てているが、登りやすい山、格好の良い山を選ぶと
どうしても百名山に落ち着くのだ。その中でも特に良かったのは

羅臼岳・・・半島西側から入るルートが特に良い。
大雪山・・・ケタ違いのスケールに感動。とくにお鉢平。
飯豊連峰・・・日本海を望む稜線は絶景。
朝日連峰・・・紅葉の朝日の美しさに比肩するものなし。
丹沢・・・多彩なコース、ルート、なにより家から近いし。
劔岳・・・外観の格好の良さは槍と並んで日本一。
槍ヶ岳・・・その鋭峰は登ってよし見てよし。

百名山以外だと良かった山は群馬の妙義山。
低山ながら北アルプスクラスの高度感と岩を楽しめる。

海外だと3年前にマレーシアのキナバル、今年春に台湾の玉山に登頂。
キナバルは日本の山と違い非常に良かった。
玉山は北アルプスに似ているうえ、高山病でやばくて記憶なし。

最近百名山になった栗駒山や霊山はまあ遊山といったところであろう。

この秋は奥穂高、冬は北八ヶ岳を攻めたいところである。
基礎体力の向上は地元丹沢だ。

北アルプス縦走回顧録

2008年09月22日 | 
もう1週間たつが9月の3連休に行った北アルプスの劔岳・立山のことでも書こう。


初日、始発の新幹線と特急を乗り継いで富山へ。
そこから電鉄富山なるローカル列車に乗り、立山駅へ。
さらにケーブルカーで美女平へと登り、バスで室堂へ。

いわゆる「立山黒部アルペンルート」というやつである。

列車では雨だったが次第に止み、室堂につく頃にはやや曇天といった感じである。

室堂バスターミナルは3連休ということもあって人でごった返していた。
ここで既に物価は高く、自販機のジュースは250円だ。
水を購入し、立ち食い蕎麦を胃袋に流し込み、本日の宿となる雷鳥平に出発。

ターミナルをでると、そこには雄大な立山の山々がそびえ立っていた。
神々しささえ感じる彼らの勇姿は我らを威圧せんがばかりである。
みくりが池、地獄谷と鑑賞しながら小一時間で雷鳥沢ヒュッテへ。

ヒュッテは立山を目の前に望むすばらしいロケーションを陣取っていた。
無頼者といった感じのスタッフの笑顔に迎えられ、設備の整った施設を満喫した。
これまた山々を望みながら近くで湧いているであろう温泉に浸かり、食後に生
ビールを飲み就寝しようとしたが、ロビーにある本棚にある本を夜中に読んだりして
12時くらいに就寝。まったく翌日は登山だというのに・・・。

翌朝4時、目を覚ました。
この日は今回の旅の最大の目的である劔岳登山である。
昨晩スタッフに作ってもらった朝食のお弁当をザックにつめ、素早く装備を整え
今回劔には行かない友人に別れを告げ4時半に出発した。

4:30雷鳥沢ヒュッテー6:00劔御前小舎

ただ暗闇の中をヘッドライトを頼みに進む。標識を見つけられず、迷いに迷った。
途中まで先行する登山客の後についていってたがその人はとなりの大日岳
に向かっていることに気付き、焦って取って返す。冷や汗をかきながらいったん
落ち着こうとザックから水と行動食を取り出して腹を満たした。10分ほど休んで
落ち着いてからまた出発。しばらく歩くと地図上で雷鳥沢として表示されている地形
のところにでた。おかしい。と思ったら、違う道をあるいていたようだ。本来なら沢の
東側を歩いているべきだったのが、西側を歩いていたのだった。やれやれ、初っぱな
からやってしまった。稜線に出れば劔を拝めると先を急ぎ、劔御前小舎に到着。
ちょうど6時であり、トイレ休憩をとってまた出発。

6:10~7:00 劔御前小舎ー劔山荘

このルートは下りでガレ場をどんどん進む。左手に劔御前ピーク、右前方に色とりどり
のテントが張られた劔沢、左奥に前劔岳、さらにその奥にゲームのラスボスの城の様に
堂々と聳える劔岳が見える。明るくなり今回山行の全貌が見て取れるようになった。
劔御前や劔沢、劔山荘からスタートする登山客が多いらしく、徐々に人が増え始める
のもこの時間帯だ。劔山荘の前にある椅子に腰掛け、朝食のお弁当を頬張った。
塩分の多い食事で水分を奪われたが、山では塩分をちゃんと摂取しろという教訓のよう
でもあった。腹を十分に満たし、ここから始まる劔岳の登りに取りかかった。

7:10~8:30 劔山荘ー一服劔ー前劔ーカニのタテバイ取り付き

ここからにわかに登山客が増え始めた。劔山荘からピストンで行くのであろう、ごく軽装
の登山客が増えてきた。岩をガツガツとよじ登り、標高を稼ぐ。ここら辺はまだ浮き石も
少なく、2足歩行で登った。前劔の頂に立ちふと後ろを振り返るとこの日通った道の全貌
を俯瞰することができた。早朝山を覆っていたガスが晴れ始め、気温も上がってきた。
しかし稼いだ標高に気温の上昇が追いつくことはなく、快適さを保っていた。

8:30~9:00 カニのタテバイ

遂に来た。劔岳の名所であり、難所といわれる最大の鎖場である。
人が多いため待たされることになりひと休憩。

ほぼ垂直の岩壁を鎖をたよりに登っていく。
見た感じ登り自体はたいしたことはない。怖いのは前後を行く人が
落石を起こしそれに巻き込まれることだ。岩場になれていない人は
不安なのか岩場で前の人の真後ろをくっ付いて登りたくなるようだ。
と、玄人ぶったことを思いながらも、周りの雰囲気に流されて間隔をあけずに
岩に取り付きさっさと登ってしまった。意外とすぐに登りは終わり、
あとはゴールである山頂へのわずかな行程を残すのみとなった。

9:10 劔岳山頂 そして下山

登頂まで所要時間4時間40分。
登ってしまうと意外とあっけないものだと思いつつも、達成感は大きかった。
下山道は登りより混んでいたので記念撮影をしてから早々と退散。
それでも下りの名所「カニのヨコバイ」前で延々と待たされることに。
この時、下の方から悲鳴と怒号が聞こえてきた。
どうやら登山客の一人が滑落したらしい。
登山道から見て東側に位置する源次郎尾根付近で人が岩とともに滑り落ちている。
しかし途中で止まり、一命を取り留めた模様。
トラック一杯分くらいの石が谷底に転げ落ちていった。

帰りはもときた道をひたすら戻る。劔山荘から道を間違えて劔沢に来てしまった。
しかしそこには水場があり、幸いとなった。

12:30~14:00 劔御前小舎ー別山ー真砂岳ー富士ノ折立

昼過ぎに劔御前に帰還し、ある考えが浮かんだ。
「明日行く予定の立山を前倒しで今日いってしまおう」と。
というのも、もしかしたら昨夜泊まった小屋で別れた友人が立山にいまごろ
いるのではないかと思ったからだ。
しかしこの時間から立山を縦走して雷鳥沢に戻ると18時くらいになってしまう。
一日の歩行時間13時間30分、登山の常識ではありえない行程だ。うーん。

いってしまえ!

悪魔のささやきが聞こえ、別山へのルートに歩を進めた。
さすがに疲労が蓄積し、景色をゆっくり見ている余裕もなく歩く。
この時間帯に西側から立山縦走路に入る登山客はゼロに等しく、軽装で立山の
絶景を満喫する登山客の集団とすれ違いながら登り続けた。
先を急ぐあまり、真砂ピークをトラバース。このときに反対方向に向かって歩いて
いたという友人はピークを通っていたらしく、すれ違い。しまった。

14:00~16:00 富士ノ折立ー大汝山ー雄山ー一ノ越ー室堂ー雷鳥沢

3000m級の山といえども稜線に出てしまえばこっちのものである。
たいした登りもなく、劔岳、後立山連峰、槍、穂高といった山を見ながら。
主峰の雄山へ。500円の高いジュースをがぶ飲みし、休憩。
山頂の雄山神社でお祓いをしてもらい御神酒を頂いた。
15時くらいに下山を開始し、雷鳥沢に向かって下山しようとするも道を間違えて
室堂にいってしまい、室堂からさらに歩いて友人のまつヒュッテへ。

温泉に浸かり、生ビールを飲み干す。これがあるから登山はやめられない。

「なぜ山に登るのか?」

「そこに温泉とビールがあるからさ」


夕焼けに映える立山が美しい。





勇気ある撤退

2008年09月21日 | 
なんとなくブログを始めることにした。

待ちに待った週末。
月曜祝日の翌週土曜は出勤という理不尽なルールに耐えつつ、
仕事後は近所の居酒屋で一杯。いや二杯。いや・・・。

日曜は朝から軽~く丹沢に行くことに。
先週・先々週と続けて3週連続の山である。
東海道線・相模線・小田急線と乗り継いで伊勢原へ。

ここで雨が降り始める。そしてもときた道を戻る。
む、無念・・・。

家に帰ってビール片手に茅ヶ崎ツタヤで借りた"The world of GOLDEN EGGS"を鑑賞。

http://jp.youtube.com/watch?v=fHtsAqyzaj8

(某自動車メーカーN車のCMにでてくるやつ。)くだらないが笑えた!
さらに久々にゴッドファーザーを見始めたが眠くなりダウン。

明日は有給休暇。とりあえず免許の更新だ。