《事件発生日 1995/01~06月》
◆ 女祈祷師の死刑確定へ 福島 「悪魔払い」信者暴行死事件
【産経ニュース 2008/09/16 15:17】
福島県須賀川市の祈(き)祷(とう)師宅で1995(平7)年、男女6人の遺体が見つかった事件で、殺人などの罪に問われた祈祷師、江藤幸子被告(61)の上告審判決が16日、最高裁第3小法廷であった。藤田宙靖裁判長は、江藤被告側の上告を棄却した。江藤被告を死刑とした1,2審判決が確定する。
藤田裁判長は「執拗(しつよう)な暴行を加え続けた犯行は、なぶり殺しともいえる陰惨なもの。宗教的集団による事件として社会に与えた影響も大きい」と指摘。
さらに、「自らを神などとする宗教集団をつくり、その絶対的な力を背景に、自ら、あるいは信者に命令して暴行を加えており、刑事責任は共犯者に比べて際立って重い」などとして、「死刑は追認せざるを得ない」と結論付けた。
1, 2審判決によると、江藤被告は平成7年1~6月、自宅に同居していた信者7人に、悪魔払いと称して、太鼓のバチで全身を殴るなどして4人を殺害、2人を死亡させるなどした。
江藤被告ら4人が起訴され、他の3人は懲役18年~無期懲役が確定している。
◆ 女祈祷師の死刑確定へ 福島 「悪魔払い」信者暴行死事件
【産経ニュース 2008/09/16 15:17】
福島県須賀川市の祈(き)祷(とう)師宅で1995(平7)年、男女6人の遺体が見つかった事件で、殺人などの罪に問われた祈祷師、江藤幸子被告(61)の上告審判決が16日、最高裁第3小法廷であった。藤田宙靖裁判長は、江藤被告側の上告を棄却した。江藤被告を死刑とした1,2審判決が確定する。
藤田裁判長は「執拗(しつよう)な暴行を加え続けた犯行は、なぶり殺しともいえる陰惨なもの。宗教的集団による事件として社会に与えた影響も大きい」と指摘。
さらに、「自らを神などとする宗教集団をつくり、その絶対的な力を背景に、自ら、あるいは信者に命令して暴行を加えており、刑事責任は共犯者に比べて際立って重い」などとして、「死刑は追認せざるを得ない」と結論付けた。
1, 2審判決によると、江藤被告は平成7年1~6月、自宅に同居していた信者7人に、悪魔払いと称して、太鼓のバチで全身を殴るなどして4人を殺害、2人を死亡させるなどした。
江藤被告ら4人が起訴され、他の3人は懲役18年~無期懲役が確定している。