GUMMO

クロエ・セヴィニーが好きだから、
なんかウサギ耳の少年に魅かれたから、
昼下がりに、
何気なしにみた映画です。

竜巻に襲われたアメリカの小さい町が舞台で、
その町で生きていく若者の話なんだけど、
猫狩ってたり、謎にウサギの耳つけてたり、
ゲイだったり精神病だったり、
アンダーグラウンドな感じで。
はっきりゆってストーリー性はないんだね。

でも、
空虚な感じと、カントリーな音楽と、
コラージュされた映像と、
わけわかんないのが
なんか好きだった。

一番好きなシーンは
ソロモンがスプーンとかナイフで作ったダンベルで筋トレしてて
横でお母さんがタップ踊ってるの。
なんだそりゃって感じなんだけど、そうゆうの好き。
コケコッコーの歌も好き。

ソロモン役のジェイコブ・レイノルズも、タンムラー役のニック・サットンも
俳優とかじゃなくて、普通の少年なんだって。

きっとこの映画大人の人は意味わかんないって終わっちゃうんだろうな。
でも、このちょっとした感動みたいな感情は忘れたくないなって思いました。