今日は各種書類にサインをするために病院へ行ってきた。
入院した時に来ていた衣類を洗濯物として返された。
ハンカチや帽子を置いてきた。
本人には会えないが、元気だということだった。
正平さんの番組でレンゲが咲いていた。
ああ、懐かしい。
このあたりは特に裏作もせず、春にはレンゲがきれいに咲いていたなあ。
失われた風景。
周りは田圃ばかりだったけど、もうないものな。
住宅がぎっしり建っている。
岩波文庫の新刊で『まっくら』が出るんだ。
これは買わないとな。
森崎和江さんはうちのおっ母さんと同じ年の生まれ。
息子の顔がわからなくなってしまったそうだ。
ありがたいことにうちはまだ私が息子だということがわかってくれている。
ただ、わからなくなることで心が解放されていくのかもしれない。