原発はいらない西東京集会実行委員会

「原発はいらない!」を地域でアピールするために集まった個人参加の会。西東京市でデモや集会をしています。リンク転載歓迎☆☆

7.10集会アピール文

2011年07月12日 22時51分09秒 | 日記
5.29集会のアピール文をご紹介しましたが、7.10集会でも次のアピールを拍手でご賛同いただきました。
アピール文は、集会参加者の総意として首相官邸に送り、私たちはすべての原発を廃炉にするまで行動を続けることと、人々の命と暮らしを守る責務がある政府は、原発を全廃する決定をすべきことを伝えました。

7.10 原発はいらない西東京集会アピール

3月11日の東日本大震災による福島第1原発のメルトダウンから4ヶ月になろうとしている。
しかし、いまだに事故収束の目途は立たず、放出された放射性物質の総量は、およそ100京ベクレルともいわれている。

福島の子どもたちの尿からもセシウムが検出された。
子どもたちを放射能被曝から守るために政府、自治体は速やかに動くべきだ。

政府は運転中だった浜岡原発をとめたが、停止中の玄海原発の再運転を求めている。
人々は安全な原発などないことをわかってしまったのに政府はまだ、原発推進をやめない。

一方、ドイツとイタリアは福島原発事故を教訓に、脱原発のうねりが盛り上がり、脱原発の道を進む決定をした。

日本では「原発はいらない」という声が政府に方針転換を迫るまでには至っていない。
原子力エネルギーは被曝をもたらし、放射能汚染の影響は幾世代も続く。
末代まで負の仕事を残す無責任なエネルギーは倫理的にも許されない。
原発がなくても電力は賄えるし、
たとえ賄えなくとも、私たちは十分暮らしていける。

全人類は今や、「風下の人」として生きねばならない。
風上にある核施設の全廃以外に人類の未来はない。
日本で、世界で、核施設撤廃の運動を続けている人々と連帯し、私たちは、地域から「原発いらない」の声を挙げ、行動を続けていく。

2011年7月10日  原発はいらない西東京集会参加者一同

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