あひる隊長のよもやま話

鉄道、写真、バイク、古い流行歌といった趣味のことなどを書いて行きます。「バカなヤツ」と温かい目で見てやってくださいまし。

あけましておめでとうございます

2019年01月01日 | 日記・エッセイ・コラム
久々の更新です。本年もよろしくお願いいたします。

今年の年賀状ネタ「上海帰りのリル」歌碑

作詞 東條 寿三郎  作曲 渡久地 政信  歌唱 津村 謙 

 この歌碑は、富山県下新川郡入善町の中央公園水の小径という美しい遊歩道にあります。
 歌碑をご覧のとおり、入善町は津村謙さんの生誕地。
 上海帰りのリルは、昭和26年7月に発売され記録的な大ヒットとなり、翌年4月には同名映画が公開されました。
 津村謙さんは、魚津中学校卒業後、上京し、作曲家江口夜詩さんの門下となり、昭和18年デビューしましたが、まもなく徴兵され、昭和21年、芸名を津村謙として再デビューしました。
しばらくはヒットに恵まれませんでしたが、この「上海帰りのリル」が大ヒット、一躍大スターになりました。昭和36年11月28日、東京都杉並区の自宅車庫にエンジンを入れたまま停めてあった乗用車の運転席で、排気ガスによる一酸化炭素中毒で昏睡状態になっているところをご家族に発見され病院に搬送されましたが、意識が回復しないまま同日死去。37歳の若さでした。飲酒の形跡はなく麻雀帰りで遅くなり、家族を起こしてしまうのではと気遣い、自家用車の中で眠ってしまったのが事故の原因とのことです。
 また、「上海帰りのリル」は、入善町に所在する、あいの風とやま鉄道入善駅の到着メロディーとして、平成29年より使用されているとのことです。
 美声で、その歌声は「天鵞絨(びろーど)の歌声」称されていました。亡くなったのが私の生まれる前ですので、当然その歌声はレコードなどでしか聞いたことがありません。昭和40年代の所謂ナツメロブームまでご存命だったらどんな歌声だったでしょう。
「上海帰りのリル」をはじめ「赤いマフラー」「流れの旅路」「東京の椿姫」といったヒット曲もありますが「まぼろしの妻」「月夜の笛」といったいい歌も歌っていらっしゃいます。
 毎年もっと投稿せねばと思っていますが、なんだかめんどくさくて・・・ で、今年はどうなりますか・・・

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