撮休の法則

こんばんは。
駅や繁華街でスカウトやキャッチセールスに遭うことより、警察官の職務質問を受けることが多い管理者です。（実話です）

リュックの中身を確認されて、カバンから某刑事ドラマの台本を出すと「お仕事ご苦労様です」とよく言われます。


よくエキストラさんの間で話題になる都市伝説。

第二弾「水曜日は本当に仕事が無いのか？」

それを検証します。

そもそも撮休日というのはその字のとおり撮影がお休みの日。

撮影がお休みでも、スタッフは次の日の撮影の準備をします。
また、ロケハン（ロケ地下見）やスケジュールの調整を行います。


連続ドラマが多い事務所は放送日が毎週あり、それに間に合わすために撮影のスケジュールや日程を組みます。
また、役者さんのスケジュールも同時に考えます。

わかり易い例では、ドラマ以外にもレギュラー番組を持つタレントさんが出演すると、他の番組の収録スケジュールが週に1日2日とある場合はその日は逆にドラマの撮影がまともに捗らない日と考え、最初から撮休にすることが多いです。


昔、たまたま毎週水曜日が撮休日の連続ドラマが重なり、エキストラの皆さんにも毎週水曜日は撮休という言い伝えが出来てしまいました。

ではなぜ水曜日なのか？

僕が知る限り…

水曜日は平日のど真ん中で屋外のロケ地で貸してくれる場所がないから撮影が出来ないとか…
ロケが出来ないからスタジオ撮影はレギュラーの役者さんしか登場しないからエキストラの出番が無い日だとか…


初めてそんな話を聞いたのがだいたい10年くらい前ですので今でもそんな言い伝えが残っていることが不思議です。


実際のところ、番組のスケジュールやホームグラウンドであるスタジオの予定によってことなりますので何曜日が忙しくて、何曜日が少ないということはありません。

それに最近では連続ドラマの他にも単発ドラマ・映画・CM・インターネットドラマといった週間予定に左右されない作品もたくさんありますので、エキストラの皆さんは気にしないでください。

強いて言えば…
芸優は、毎日忙しいです！

でも…
信じるか信じないかはあなた次第です。