コメント(10/1 コメント投稿終了予定)
何故ERJをJALが購入すると背信???
(
MRJ?
)
2008-10-22 11:38:03
ERJは、川崎重工等の日本企業が開発に参加している飛行機なのになんでJALがERJを購入すると背信行為なのか良くわかりません。 まだ飛んでもいないMRJをそんなに擁護するする人たちの気が知れません。ANA以外に購入先が決まらないのはそれなりの理由があると思います。日本製の飛行機が開発されることは喜ばしいことだけどMRJが本当に運用する航空会社が欲しがっているいるものかどうかは疑問です。 あまり新しい技術を採用しても中小の航空会社は扱えるのかな?
この手の技術を採用した飛行機を開発するには時期が早いような気もします。
いろんな考え方
(
郷秋
)
2008-10-23 22:22:59
MRJ?さん、こんばんは&コメントありがとうございます。
いろんな考え方の方がいて良いわけですから、MRJ?さんの考え方に反論と云うことではなく、記事本文では十分に書く事が出来なかった私の考えを少しだけ書いてみたいと思います。
今の日本の航空産業は1950年代の日本の自動車産業に似ています。つまり、いすゞがヒルマン・ミンクスを、日野がルノー4CVを、日産がオースチンA40を、さらに三菱自動車の前身がジープをノックダウン生産していた頃ですね。ノックダウン生産で技術力と資本力をつけ、いよいよ自社ブランドの生産に移行していったのです。
今の日本の航空産業はボーイング、エアバス、ボンバルディア、エンブラエルなどの旅客機の一部分を作り力を蓄えているところですが、航空機産業は自動車と同様に、あるいはそれ以上に裾野が広い産業ですから、いつまでも「一部の製造」にとどまるのではなく限りなく近い将来に「日の丸ブランド」の完成機を送り出さなければなりません。そうしなければ、今の自動車産業のように裾野の広い、日本にとっての最重要な産業の一つとなることが出来ないからです。そして今、YS-11以来となる「日の丸ブランド」の航空機としてMRJが誕生しようとしているわけです。
自動車の場合には各メーカーがそれぞれ自社ブランドを立ち上げる事が出来ましたが、今の日本では航空機産業各社が独自に完成機メーカーとして名乗りを上げる事が出来るだけの技術力も経済的な意味での体力もないのです。ですから国の後押しを受けて、三菱を中核として資本系列に関係なく力を結集して最初の一機を送り出さなければならないのです。
その最初の一機がMRJです。もしMRJプロジェクトが成功すれば、第二、第三のMRJが登場することでしょう。また、ホンダジェットと競合する第二のビジネス機が登場するかも知れません。そのためにも、最初の一機であるMRJのために、日本の持てるすべての力を結集しなければならないと、郷秋<Gauche>は考えているのです。
コメントを投稿する
名前
タイトル
URL
コメント
※絵文字はjavascriptが有効な環境でのみご利用いただけます。
▼ 絵文字を表示
携帯絵文字
リスト1
リスト2
リスト3
リスト4
リスト5
ユーザー作品
▲ 閉じる
コメント利用規約
に同意の上コメント投稿を行ってください。
コメント利用規約に同意する
数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。
サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。
この手の技術を採用した飛行機を開発するには時期が早いような気もします。
いろんな考え方の方がいて良いわけですから、MRJ?さんの考え方に反論と云うことではなく、記事本文では十分に書く事が出来なかった私の考えを少しだけ書いてみたいと思います。
今の日本の航空産業は1950年代の日本の自動車産業に似ています。つまり、いすゞがヒルマン・ミンクスを、日野がルノー4CVを、日産がオースチンA40を、さらに三菱自動車の前身がジープをノックダウン生産していた頃ですね。ノックダウン生産で技術力と資本力をつけ、いよいよ自社ブランドの生産に移行していったのです。
今の日本の航空産業はボーイング、エアバス、ボンバルディア、エンブラエルなどの旅客機の一部分を作り力を蓄えているところですが、航空機産業は自動車と同様に、あるいはそれ以上に裾野が広い産業ですから、いつまでも「一部の製造」にとどまるのではなく限りなく近い将来に「日の丸ブランド」の完成機を送り出さなければなりません。そうしなければ、今の自動車産業のように裾野の広い、日本にとっての最重要な産業の一つとなることが出来ないからです。そして今、YS-11以来となる「日の丸ブランド」の航空機としてMRJが誕生しようとしているわけです。
自動車の場合には各メーカーがそれぞれ自社ブランドを立ち上げる事が出来ましたが、今の日本では航空機産業各社が独自に完成機メーカーとして名乗りを上げる事が出来るだけの技術力も経済的な意味での体力もないのです。ですから国の後押しを受けて、三菱を中核として資本系列に関係なく力を結集して最初の一機を送り出さなければならないのです。
その最初の一機がMRJです。もしMRJプロジェクトが成功すれば、第二、第三のMRJが登場することでしょう。また、ホンダジェットと競合する第二のビジネス機が登場するかも知れません。そのためにも、最初の一機であるMRJのために、日本の持てるすべての力を結集しなければならないと、郷秋<Gauche>は考えているのです。