わー。
時間がとれそうでとれない。
そんなわけで、忠臣蔵ちょっとお休み。
某所で3分で書いた千葉県に対しての想いを転載して、
なんとなくお茶を濁しますよ。
読まなくていいですよ。
ではでは。
+*+*+*+*+*+*+
あまり大きな声じゃ言えないけれど、
俺んちは大千葉県にそびえ立っている。
英語で言うと、ビッグチバケン。
いや、エナーマスチバケンと現した方が良いのか。
そう。
ジャイヤント馬場さんが起き抜けに一発呟く感じで「エナーマス」
お前らもみんな発音してみろ。
エナーマス。エナーマス。エナーマス。
アルファベットで書くとenormousだ。
わかるな?こう、腹の奥底から響かせる声で。
「エナーマス」。もう一度。「エナーマス」。
何か楽しくなってきただろ?
もういい。
そして誰もが知っていると思うが、
千葉県フランス市ソルボンヌが丘が俺の現住所だ。
ここは良い所だ。
春は神田外語大学の桜、
夏はGLAYの10万人ライブ、
秋はロッテマリーンズの悪あがき、
冬はパリ・コレクションon千葉テレビ。
一年中がお祭り騒ぎに浸食されていて、
海浜地区では液状化現象も起こっている。
こんなチキチキ大盛り上がり大会にあやかろうと、
ディズニーは県内に小屋を造るし、
ヨン様を初めとするハリウッドスターだか何らかは、
いつもCHIBAを経由してから東京へ向かう。
親潮と黒潮は銚子沖でクラッシュし漁場を作り、
もうなんかえらいことになっている。
ドンキホーテと中古車センターに彩られた
国道14号線はどこまでも長く続いて、
地平の向こうに広がる夢を
想起させられざるを得ないことがまるでない訳ではない。
素晴らしい。なんて素晴らしいんだ大千葉県。
そして俺はこんな千葉県が大嫌いだ。
アイヘイトチバ。何が楽しい。
日本の曲がり角にクカッっと着きだしたこの立ち位置。
迷惑だ。やめてくれ。
タンスの角に小指をぶつけたことのある奴なら解る。
これはよくない。よくないコレ。
また凝視するとわかるが、房総半島の形。
これもよくない。メモれコピれペーストれ。
ダランと垂れ下がった左腕、
若しくは砂浜に打ち上げられたシオマネキに似て蝶也。
きっとここは不幸の掃き溜めで、
風水学的にも桑マンハウスと同列であるに相違ない。
7年ほど前、学生時代に、
神奈川県民であった俺は考えたことがある。
千葉県全土を日本のゴミ捨て場とする。
様々な柵を投棄し化学処理を施した後、
県土ごと切り離し手紙を付け放流する。
---届け。僕の、私の、むべならぬ想いのタケよ。
美しく燃え尽き少々の硫黄臭と共に大海原に旅立つ大千葉県。
にっくきアメリカに届いたら、あとは知らんぷり。壮大な知らんぷり計画。
これも我が御国、日本の為の悲しいが前向きな施策である。と。
そしてそんな大千葉県に落ち着いている今。
放流され彷徨い続けたのはどうやら自分の方らしい。
マスター、また掃き溜まっちまったよ。俺。
気持ち悪く微笑む俺に笑顔を返す者はない。
だけど大千葉県はそんな俺を今日も見ないフリをしてくれている。
有難う。有難う千葉県。