sinkingslowly

ブログ版です。ゆっくりといきます。

郷土へ愛想の心理描写と濁らせうま茶の話

2004年12月09日 | Weblog







わー。
時間がとれそうでとれない。

そんなわけで、忠臣蔵ちょっとお休み。
某所で3分で書いた千葉県に対しての想いを転載して、
なんとなくお茶を濁しますよ。
読まなくていいですよ。

ではでは。


+*+*+*+*+*+*+

あまり大きな声じゃ言えないけれど、
俺んちは大千葉県にそびえ立っている。

英語で言うと、ビッグチバケン。
いや、エナーマスチバケンと現した方が良いのか。

そう。
ジャイヤント馬場さんが起き抜けに一発呟く感じで「エナーマス」
お前らもみんな発音してみろ。
エナーマス。エナーマス。エナーマス。
アルファベットで書くとenormousだ。

わかるな?こう、腹の奥底から響かせる声で。
「エナーマス」。もう一度。「エナーマス」。
何か楽しくなってきただろ?
もういい。

そして誰もが知っていると思うが、
千葉県フランス市ソルボンヌが丘が俺の現住所だ。

ここは良い所だ。
春は神田外語大学の桜、
夏はGLAYの10万人ライブ、
秋はロッテマリーンズの悪あがき、
冬はパリ・コレクションon千葉テレビ。

一年中がお祭り騒ぎに浸食されていて、
海浜地区では液状化現象も起こっている。
こんなチキチキ大盛り上がり大会にあやかろうと、
ディズニーは県内に小屋を造るし、
ヨン様を初めとするハリウッドスターだか何らかは、
いつもCHIBAを経由してから東京へ向かう。

親潮と黒潮は銚子沖でクラッシュし漁場を作り、
もうなんかえらいことになっている。

ドンキホーテと中古車センターに彩られた
国道14号線はどこまでも長く続いて、
地平の向こうに広がる夢を
想起させられざるを得ないことがまるでない訳ではない。

素晴らしい。なんて素晴らしいんだ大千葉県。


そして俺はこんな千葉県が大嫌いだ。
アイヘイトチバ。何が楽しい。

日本の曲がり角にクカッっと着きだしたこの立ち位置。
迷惑だ。やめてくれ。
タンスの角に小指をぶつけたことのある奴なら解る。
これはよくない。よくないコレ。

また凝視するとわかるが、房総半島の形。
これもよくない。メモれコピれペーストれ。

ダランと垂れ下がった左腕、
若しくは砂浜に打ち上げられたシオマネキに似て蝶也。
きっとここは不幸の掃き溜めで、
風水学的にも桑マンハウスと同列であるに相違ない。


7年ほど前、学生時代に、
神奈川県民であった俺は考えたことがある。
千葉県全土を日本のゴミ捨て場とする。
様々な柵を投棄し化学処理を施した後、
県土ごと切り離し手紙を付け放流する。

---届け。僕の、私の、むべならぬ想いのタケよ。

美しく燃え尽き少々の硫黄臭と共に大海原に旅立つ大千葉県。
にっくきアメリカに届いたら、あとは知らんぷり。壮大な知らんぷり計画。
これも我が御国、日本の為の悲しいが前向きな施策である。と。


そしてそんな大千葉県に落ち着いている今。
放流され彷徨い続けたのはどうやら自分の方らしい。

マスター、また掃き溜まっちまったよ。俺。
気持ち悪く微笑む俺に笑顔を返す者はない。
だけど大千葉県はそんな俺を今日も見ないフリをしてくれている。

有難う。有難う千葉県。


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1 コメント

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おかあさーん! (こども銀行頭取)
2004-12-13 19:10:48
ここにおかしいおおちばけんみんのひと、いるよー!
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