ガンビーノ小林の余命百年

つれづれなるままに・・・
【ガンビーノ小林●武路愚】

【恐】

2013-01-20 11:15:46 | 日記

ボーイング787がコックピットから煙がでて高松空港に緊急着陸した

乗ってた人らビビったべなあ、おれだったら失神してるかも

俺はとにかく飛行機が恐い!なるべく乗りたくない!

やむを得ず乗る時、まず同じ便に乗る乗客の顔見る、死相が出ていないか見るのである

まえに恐いおっさんをじーっと見過ぎて「なにみてんだ!」と怒られた事がある(あんときは俺に死相が出てかもしれない)

後はおかしなやつがいないか!?これもチェックする。一度飛んだら密室の空の上、危なそうな奴とのフライトはごめんだ。しかし俺の方がいつも係員に執拗に調べられている気がする。(あの通るとピンポーンってやつ手動じゃねえの?金目のモン外しても絶対一回は鳴るんだよな)そして何があってもいいように、世話になった友達、家族にお別れのメールを送る。(早い話が遺書だな)そのくせ、搭乗の際は慣れてます、余裕ですってな感じで新聞(どうせ読んでも緊張で一切頭に入ってこないのだが)そして毛布を貰う。

その毛布は寒いとき用ではなく、腹にかまして、その上からシートベルトを蟻の子一匹通らんくらいにビッチリ締めあげるのだ。これは墜落の際の衝撃でシーベルトのところから半分にもげると本で読んだことがあるので、その衝撃を少しでも和らげようという俺の知恵だ。(焼け石に水のような気もするが)いよいよ離陸、俺はこの時キャビンアテンダントに対しいつも思う「なんでお前らだけシートベルト5点式なんだよ!」と。

ジェットに点火轟音とともに加速する。因みに俺はこの時すでに頭を下げ緊急着陸時の態勢をとっている。そしてテイクオフ。   ~多分続く~