自宅で過ごしたい患者の願いを実現

需要高まるオンライン診療について解説

オンライン診療における訪問看護師の仕事とは

2023-04-28 05:37:41 | オンライン診療

訪問看護師が認可され、オンライン診療が可能になってから看護の現場でもいろいろな事が変わってきています。
医療現場は、今まで病院、医療福祉施設など特定の場所におけるものがほとんどでした。

しかし、在宅看護とコロナの影響でオンライン診療が実現し、特に訪問看護師の需要が急激に求められています。「D to P with N」とは、お医者さんがオンライン上で診察し訪問看護師は患者と同じ場所にいてドクターの指示のもとで医療ケアを行うことを意味します。医療保険が適応になった事でこれからオンライン診療はどんどん増えていくという見解もあります。

訪問看護師が認可されたのは、オンライン診療よりずっと前です。しかし、D to P with N が認められるようになってから訪問看護師の役割がさらに重要になってきました。オンライン上の医師が同席すれば、看護師による医療的ケアが認められるようになったからです。通常の訪問看護師の仕事は、バイタルチェックと呼ばれる患者さんの体調測定をします。体温はもちろん、血圧、脈拍、血糖値などがそれにあたります。他には、褥瘡治療や、点滴、注射なども必要に応じて行うことになっています。


訪問看護は最大で週3回の訪問です。時間も決まっており、訪問看護師は決められたスケジュールで何カ所かの患者を訪問する時もあります。訪問中以外も、看護ステーションと呼ばれる勤務場所では「オンコール」と呼ばれる電話対応も大切な仕事の一つです。

「オンコール」は訪問看護とは異なり、24時間体制で電話応対する当直のような役割で急患が多いため、訪問看護師をしている人でも緊張する人がいるほど責任を感じる一つの仕事です。


訪問看護師の給料は他の職場よりも高い?

2023-03-30 05:37:41 | 給料

訪問看護師として働きたいという人は、増加傾向にあります。
夜勤がなく基本的には平日の昼間だけの仕事という点は高い人気がありますが、人気の理由はそれだけではありません。給料の面でも、他の職場と比較して高待遇という点が、訪問看護師の大きな魅力の一つとなっています。

訪問看護師の職場は、訪問看護ステーションです。訪問看護ステーションは独立した機関もありますが、大規模な病院の一部として設立されているステーションもあります。その場合には、看護師の給料はその医療機関の給与規定に従って決定されます。

訪問看護師の給料が高い理由は、各種手当が充実していることが考えられます。訪問看護の仕事は、通常は事前に組まれたスケジュールに沿って訪問します。しかし訪問する予定でなくても、患者の体調が急変した場合などには、緊急訪問をすることがあります。その場合には緊急訪問手当などがつきますし、土日の場合にはそうした手当てが高額になる職場も少なくありません。その他、休みの日でもオンコールの状態なら、オンコール手当が支給されます。

訪問の際には、基本的にスケジュールに沿っているものの、場合によっては患者宅でのケアに時間がかかって残業となることもあります。職場によって残業手当の支払い方法は異なりますが、多くの訪問看護ステーションでは毎月の見込み残業代として一、定額の固定残業代が給与に上乗せされています。その残業時間を超えた場合には、別途で訪問件数に応じた手当が加算される仕組みとなっている職場が一般的です。

その他にも、役職手当や交通費、住宅手当などの各種手当が充実した職場が多いため、毎月受け取る給料は高めの傾向があります。