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試写会、ラブコメ、B級アクション、ゲイムービーが好き。

とらわれて夏

2014-05-12 21:25:43 | movie
【Labor Day】

【2013年】  アメリカ

「JUNO/ジュノ」「マイレージ、マイライフ」のジェイソン・ライトマン監督が、ケイト・ウィンスレットとジョシュ・ブローリンを主演に迎えて贈るヒューマン・ストーリー『とらわれて夏』です。

ジョイス・メイナードの同名小説を基に、父親に捨てられた傷心の母と息子が、強要され匿うことになった脱獄犯と思いがけず心を通わせていく姿を描く。共演はガトリン・グリフィス、トビー・マグワイア。
 



               
            ≪こんなお話≫




アメリカ東部の小さな町。レイバーデイを週末に控えた穏やかな9月初旬。夫に去られたシングルマザーのアデルは癒されぬ心の傷を抱えたまま、一人息子のヘンリーとともに静かな日々を送っていた。ある日、スーパーマーケットに買い出し行った2人は、ケガをしていて見るからに怪しげな男に声を掛けられ、自宅まで車で連れ帰るよう脅される。彼の正体はフランクという名の逃亡犯だった。恐怖から、言われるままに彼を匿うしかなかったアデル。しかしフランクは決して危害は加えないと約束し、男手がなく苦労していたアデルの家事を手伝い、一方でヘンリーにも優しく接して父親のような存在になっていく。そんな根は優しいフランクに、次第に心惹かれていくアデルだったが…。



最近渋くてかなり気になるジョシュ・ブローリン出演のラブストーリーということで観にいってきました。



アデルとヘンリーの母子はショッピングセンターで脱走犯のフランクに目をつけられ、彼を家に連れ帰ることになる。
 
(彼が万引きしたのはボストンレッドソックスのキャップだったのでは?と思ったらやっぱりそうだった。
左画像には何もないけど、映画の中では修正されていたような気がする…)

この時点でフランクは明らかに、寂しげで暗い表情のアデルなら取り込みやすいと判断し目を付けたと思う。


そして彼らの家に入り込んだフランクは優しいのだ。

縛ったアデルに料理を作って食べさせたり
次の日からは車や家の修理をしたり   
ヘンリーに野球をおしえたり、     
絶品パイの作り方を教えたりする    


観ている側にはフランクがなぜ殺人を犯したのかが明らかになってゆく。

従軍したフランクは帰還後幼なじみのマンディと結婚。
子供も生まれ幸せな日々を送れると思っていたが、彼のいない間にマンディは変わっていて、
とうとう子供がフランクの子ではないことを知ってしまい……ということ。


彼はアデルとヘンリーに、もしそうでなかったら…という自分の家族をみていたのかも。

ヘンリーの若いころ役はトム・リピンスキー 
ジョシュ・ブローリンによく似ている
プロデューサーさんのお気に入り

アデルはフランクにとらわれてゆく

このお話は息子のヘンリー目線
ヘンリーのガリトン・グリフィスの眼が印象的
思春期の繊細な少年目線からの危うい様子が見どころ。
彼の初恋だったり、アデルとの離婚後、別の家庭を持った父への思いだったりも描かれる。
フランクはその後の彼の人生に大きな影響を与えている。


3人は家族に成りすまし国境を越えようと計画するが…
それがフランクの思惑通りだったのかどうかは不明…。


そんなときたまたまヘンリーに声をかける警官がジェームズ・ヴァン・ダー・ビーク

なつかしい久々の映画出演では


逃避行は失敗し、フランクは刑務所へ。
ヘンリーは父親の家に移った。




高校生になったヘンリーに、父は、自分はアデルを扱いきれなかったという気持ちを打ち明け、
彼に選択肢を与えた。




大人になったヘンリーのパティスリーは有名店になり、店の売りは「ピーチパイ」
あの夏の日にフランクに教わったものだった。

彼の元に刑務所のフランクからの手紙が届く……


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