モンテディオと銭湯とお酒とわたし

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「花のズボラ飯」「にがくてあまい」

2011-01-09 18:16:29 | 読書
さいきん読んだマンガで良かったものを2つ思い浮かべたら共に食べることに関連するものとなりました。

花のズボラ飯


とにかくかわいい! とにかくおいしそう! 谷口ジロー先生もジョージ朝倉先生も今日マチ子先生もTAGRO先生も…みんな花が大好き! 連載開始時から話題騒然! 主婦から、オタクから、マンガ読みから絶大な人気を誇るグルメ・ショート『花のズボラ飯』の単行本が遂に発売です!本作は2009年6月号から婦人漫画誌『エレガンスイブ』で始まったグルメ・ショートコミック。原作は超ロングセラー漫画『孤独のグルメ』の久住昌之、作画は日本一女の子をかわいく描ける漫画家・水沢悦子。驚異のコンビが、かわいくって、おかしくって、でもちょっぴり寂しいときもある一人暮らしの主婦・花の毎日を描きます。誰も予想し得なかった、新しい『孤独のグルメ』の誕生です。 【あらすじ】単身赴任の夫を持つ主婦、駒沢花(こまざわ・はな)、30歳。花は今日も自分のためだけに、ズボラだけど美味しいご飯を作ります! (amazonの紹介文から)

書店員の方に「お腹がすいているときに読んじゃダメ」と言われ気になって購入してみました。たしかにお腹がぐるぐるなってくるような内容なのですが、それ以上に私をひきつけたのは花ちゃんのかわいらしさですよ。
主人公花は旦那が単身赴任で出ており1人暮らしなのですが、これ幸いとばかりにズボラ。えー主婦はこんなにズボラになってしまうの?とドキドキさせてくれます。

花の部屋。汚な!


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玄関先。いい靴はあるようですが、いかんせん汚い...


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もうひとつ私の胸にズキュンときたのが花のダジャレ。どこのオヤジか?ってくらいに連発します。

ご飯が無いチンゲール!!


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結局普通盛りに...いや...やや大森貝塚?


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2つだけあげましたが、全編にわたって花はこんな風にオヤジダジャレを連発しています。
なんて可愛い。以前ヤフー知恵袋に「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています」という質問があったのですが、この妻に匹敵するくらいのキュートさですよ。
というわけで私の女性の好みは、①部屋が汚い、②オヤジギャグ連発、③死んだふりをするということになりました。

女のひとり飯とは面白いところに目をつけるなぁと思っていたら、原作者はあの名作「孤独のグルメ」を生んだ久住昌之さんでした。なるほど。
「孤独のグルメ」の衣鉢を継ぐのはこの作品と勝手に思っています。


にがくてあまい


ひょんな事から同居することになったアラサー女・マキとイケメン男色家教師・渚。一緒に住み始めて渚に恋心が芽生え始めたマキに対し、後輩の男性教師にうつつを抜かし、相変わらず女には興味のない渚。全くかみ合わない2人だったが、料理のおかげでその関係に徐々に変化が……!?食をテーマに男に恵まれない女と女に興味のない男。相容れない生き方をする男女の奇想天外な同居生活を描く、食ライフラブコメディ(amazonでの紹介文から)

友人に薦められて借りたもの。料理上手なゲイの話ということで、「きのう何食べた?」のようなものと想像しましたが全然違っていました。
初めは面白いのかしらんと読んでいたのですが、どんどん話に引き込まれました。料理物といってもこんな工夫が!とか想像もしないスゴイ料理が!とかそういうのではなく、あくまで主人公二人の生活に料理が寄り添っているというかそんな感じです。
野菜と恋愛を上手くからめました。

茨城出身で実家が野菜農家のマキは会社を辞め農業をはじめる父親が嫌で家を飛び出してしまうのですが、そのマキが久しぶりに実家に帰るエピソードが良かったかな(○○○○○で追いかけてるとことか最高)。
女に興味のない渚とマキは恋仲になるのかとか先の展開も気になってしまいます。派手さはなくていいのでしっかりと二人の生活を描いていけば売れるんじゃない?この作品という感想。
版元は「flat」をヒット作に育てたマッグガーデンですから期待したいと思います。

2巻は14日に刊行されるようですがサイン会がある模様。
http://natalie.mu/comic/news/42508

コミックを購入するのは決定だし、どんな人が書いているのか気になるから参加しようかな。
読んでると野菜が食べたくなってきますね。ちょうどお腹すいたんでコンビニ行って野菜スティック買ってこよ。

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