画像の工事中の場所は、最近まで、東急の名車である初代5000系の記念すべき第1号車である、デハ5001形が、足回りを取り除かれて車体を切り刻まれた無残な姿で、長いこと晒され、時にはDQNに落書きされるなど、悲惨な目に遭い続けていた場所であった。
現在、同じ場所には、新たな案内所を建設している最中であり、記念すべき産業文化財を、わざわざあのような姿にする意味はあったんだろうかと考えてしまう。
目先の利益ばかり追いかけて、古いものの価値を理解できない輩が、この日本には多すぎる。
このままだと、文化が根付かない、野蛮な国に落ちぶれてしまうのではと危惧するのは、私だけだろうか…