Abyss=Elysion

foolen's personal blog.

[作品解説] 「Diminishing Vision」歌詞日本語訳/中文翻譯

2011-05-02 23:58:35 | 参加作品
Diminishing Vision
from Studio-kurage 3rd CD「ミニマリズム進化論」

compose&arrange/takezou
lyric&song/foolen

日本語訳:

私の過去は鉄の籠に篭ってる
私の真実はリボーンで包装しいてる
やがて月光は
私の最後の景色と謎になるの…?

降り注ぐプラチナの雨を見たの
涙の粒で水晶の塔を作ったの
雲の迷宮を歩いてた、彼らは
ペーパータオルで私を抱きしめた

この物語は隠されたのに長すぎて
そろそろ締める時が来た
アルファベット表の果てへ歩くと、一匹のゼブラとしか出会わなかった
いつも雪降るこのガーデンに花は咲かない
宙から眺めよう。そして
光る海に漂う私を、見つけてください

私は…
遠く地平線の向こうで、遠く蒼藍の空の向こうで
遠き街明かりの上で、遠き真夜中の昏さの上で
遙かな星々を越えて、銀河の果てまで
この白き壁さえ壊せば、いつか夢見た世界へ


今…もしも…なにもかも…だから…
すべては消えてゆく、すべては崩れ去る
すべては消えてゆく、すべては崩れ去る
すべては消えてゆく、すべては崩れ去る
すべては消えてゆく、すべてが崩れると...

いつか触れた色に変わる
風に吹かれて、遠くへ…

一千の鴉が私の窓に留まる
誰かが忘れた鞄を持ってくる
もう始発の時間は過ぎてしまった、私はただ
高く高く昇った朝日の闇に目を泳ぎながら
溶かした境界線に逆さまの夢を数えずつ――

私は知ってる。春花の香りを、夏草の匂いを、
秋葉の声を、冬の陽の抱擁を、
幾つの日々は瞬きの如く、幾つのサインは失った切符
幾つのページは空白へ、幾つの言葉は謎に変わる

大気の中で私は息をする
一欠片の安らぎを
今も…信じる…

私の日々は鉄の籠に篭ってた
私の真実はリボーンで包装された
月光よ、あなたは
私の最後の友達と謎になってくれますか?


やがて永久の雪の雨は流れるのだろう(雨の粒は流れるのだろう)
塵まみれで銀灰な輝きへと溢れるのだろう(塵まみれな輝きへと)
私の世界はモノクロ(私の世界はモノクロ)
誰にも知らない鬼ごっこ

凍える想像の籠はもう追いつかない(純白の世界に迷い込む)
最後の幕へ手を伸ばすその時(最後の静寂な舞台)
たったひとつの奇跡でさえ…(それはただの旋律)
ただただ奇跡を祈って…

光の洪水の中で一つの声が響く
新月しか知らない音符と共に滴る
子守唄を歌うのね
私のために歌おう、小さな子守唄…

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ミニマリズム進化論、M3無事頒布できました!
CDを手持ちしていただいた皆様どうもありがとう。お疲れ様でした。
当日大変だったんのようですが、今度こそその大変さを身で試してみたいなぁ・・・

ではでは、自分が作詞&歌担当した6曲目のDiminishing Visionの話。
英語だと分かりづらい点もあろうと思いますので、日本語&中国語訳を掲載してみた。
一応意訳になりますので元の歌詞と違う点も幾つあります。そこは了承してください。

デモを頂いたから楽曲の雰囲気に魅せられて自分であるが、テーマを決める段階で結構迷ってました。
悩む悩むところでインスピレーションになったのは、
昨年読んだC. S. Richardsonの「The End of the Alphabet」という小説でした。
ネタバレにしちゃ悪いと思うのでストーリーはここで伏せておこう。

実際、小説と曲、両方の物語は全然関係がなかったんです。
同じなのは
「少しずつ、少しずつ、終わりへ向かってゆくだと知りながらも、時はひたすら進む。」
というモチーフだけ。
The End of the Alphabetは二人のカップルの話で、Diminishing Visionは一人の女の子の話。
失うものはまったく違うんですが、「喪失」の道に歩くことは一緒です。
そんな道の途中で辿り着いた希望も絶望も無力感も悔しさも切なさも甘美な記憶も・・・全部彼女だけのものになる。
そういう思いで作った歌詞でした。
複雑な気持ちの表現として、隠喩もたくさん入ってみた。
英語は単語に音節少しないからしんどかったのもあるが(え

さて、
いっぱい書いてたんですが、解釈する自由は皆様に任せておきたいんですw

彼女は何を失っているのだろう。(←ヒント:タイトル)
どんな風に周りのことを考える、
そしてどんな気持ちでいられるのだろう。

この物語をどんな形で受け取るのも、あなたのものになりますように。

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中文:

我曾活過的日子被困在鉄籠中
我用緞帶將我生命的真實包裝
而月光啊
你會成爲我最後的舞台與謎題嗎...?

我曾見過紛紛下落的白銀之雨
我曾用涙珠做出水晶之塔
我曾走過雲層堆成的迷宮
它們將我擁在紙手帕中

他們已經把這故事藏得太久
是落幕的時候了
走向字母表的盡頭,我只遇到了一匹坐著的斑馬
這終年落雪的院子内沒有花開
從空中向下望吧,然後找到
漂浮在海浪幽光中的我

我將...
向著遙遠的地平綫,向著遙遠的天穹,
在萬家燈火的上方,在深夜陰霾的上方
穿越遙遠的群星,直到銀河的盡頭
打破這面白色的牆壁,飛向夢中的世界


此刻...如果我...無論我...所以...
一切都在崩塌,一切都在墜落
一切都在崩塌,一切都在墜落
一切都在崩塌,一切都在墜落
一切都在崩塌,一切都消解為...

那何時曾觸碰過的色彩
隨風逝去、向遠方...

千只烏鴉落足在我窗畔
帶來誰人忘卻的行李箱
已過了第一班車的時刻而我卻
在旭日初升的黒暗中默默張望,
細數逐漸模糊的境界綫上那倒逆的夢境――

我知道春日花開的香氣,我知道夏日草坪的味道,
我知道秋日落葉的聲響,我知道冬日陽光的抱擁,
毎一天都是回望的倒敍,毎個路標都是丟失的車票,
毎一頁都正變成空白,毎個詞都正化爲不解之謎,

在空氣中我呼吸著
一瞬的平靜
仍然...相信...

我活著的日子被困在鉄籠之中
我曾用緞帶將我生命的真實包裝
月光啊、你能不能
成爲我最後的朋友和謎題?


那永久的雪花之雨即將傾倒而出吧 (雨水將傾倒而出)
流入那蒙塵的昏銀色光幕 (向著蒙塵的光幕)
我的世界沒有色彩 (我的世界裏沒有色彩)
一場誰也不知道的捉迷藏

凍結的想象力之籠如此無力 (我迷失在白色的世界中)
我伸手只為趕上最後一場默劇的舞台 (最後的默劇)
倘若能有一個奇跡... (只若一段旋律)
我渴求一個奇跡...

在光之洪水中一個聲音響起
滴落著只有新月才知道的音符,
輕聲哼唱著搖籃曲,
為我歌唱吧、小小的搖籃曲...

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英語歌詞可能不是很好讀(?)所以就順便追加了日文和中文翻譯版的歌詞,
因爲這兩份翻譯並不是直譯而是以意譯爲主,還請拿到CD的各位對照著看XD

關於這首Diminishing Vision。
曲子從拿到demo就完全被迷倒了,結果太喜歡反而很難決定主題...
想來想去,最終從前年讀過的「The End of the Alphabet」得到了靈感。

實際上如果去讀小説也會發現、兩邊的故事完全不一樣,
借用的只是「已經知道"終點"就在眼前,但只能眼看時間慢慢向那方前進」的主題。
The End of the Alphabet講的是一對夫婦、Diminishing Vision則是孤身一人的女孩子。
他們所失去的東西完全不同,相同的是"喪失"的過程。
在這條路上所踫到的絕望也好、希望也好、悔恨也好、痛苦也好、甜美的回憶也好...全都會成爲"自己"的一部分。
而最後一切都將溶化在歌聲中。大概就是這樣的主題了。

歌詞中偷偷用了不少的隱喻,不過就不在這裡一一揭開了w
故事中的她所失去的到底是什麽呢。(←請仔細看標題)
她所"看到"的世界究竟是什麽樣子呢。
這個答案就交給各位去自由判斷吧。

不管以什麽形態解讀這個故事、都希望它能就此成爲屬於你的東西。

[新作告知]【2011春M3】Studio-kurage「ミニマリズム進化論」

2011-04-16 13:56:43 | 参加作品
Studio-Kurage 3rd CD「ミニマリズム進化論」



T6の「Diminishing Vision」の作詞とボーカル担当させて頂きました。
正式に出たら作詞のモチーフについて詳しく話しようかなーって思うけど、
見に来る人少しないかも^^;
ということでここで少しネタバレで
――今回は「『何か』を少しずつ失っていく女の子の話」になります。
その『何か』とは『何か』っていうのは、よかったら歌詞を読んでから探していてね。

音楽担当のたけぞうさんは今回も一人で闘ってきたようです、ご苦労様でした。
その結果、非常に満足なモノが出来上がって幸せでおなかいっぱい!
他の方々のコンビも素敵で素敵で自分でサンプル聞くたびに惚れちゃうほど…!
カバーもかわいいですね、もう。もう。

ということでM3当日、D-16bでよろしくお願いいたします♪


<密やかに応援コーナー>

RUN GIRLS RUN「Nostalgic Fabric」



Studio-Kurageの新譜にも参加した深水さんの個人アルバムです。
「花の涯」から「dd」まで、今回は相変わらずにすごい。
コメントしようと言葉が下手に見えるくらいw
歌モノに新しく加えて朗読や合唱(←囁一さんと)でブルブルしながら感動した。
サウンド側は前回と同じべるめいさんプロヂュース。まさしく黄金コンビですね


PULSENOTES「ジサツのための101の方法」+「末期、少女病」サウンドトラック2枚組



本当はひろ美さんの10周年ベストでのヒカリ収録で、もうすでに涙が出るほど嬉しかった…
しかも少女病は十年をかけて願念の復活・・・!さらにリアレンジを加えて豪華コンビ!
私的にはこれのためなら死ねる。一枚でご飯三杯・・・いや五杯食べるんです。そんな所です。


RocketeerTracks「ワンルーム」



こっちはM3で出す作品じゃなくて、単曲でネットフリー視聴という形式です。
(同じくStudio-kurageでゲストの)歌・詞の南条あきらさんとコンポーズのネタロウさんのコンビで、
どこかで切なさが漂うのに前向きなジャズ調の曲です。ベスの音を美味しくいただきました。
ちなみに、
ミニマリズム進化論封面を書いたのも、↑サイトで載せた絵の作者shirakabaさんでした。すごいですハアハア

[応援]匿名震災応援ウェブCDプロジェクト「祈音 -inoru oto-」

2011-04-13 21:29:04 | 参加作品
「音で、伝えたいものがある――。」

それは、言葉。それは、願い。それは、気持ち...。
何にも変えられないかもしれないけど。
何にも出来ないかもしれないけど。
ただ、これらの音を集めことで、
もしも誰かに届く、誰かに元気をつけて、誰かの笑顔を輝かせることが出来るのなら…


中国の独立・同人音楽創作者達を集った
匿名震災応援ウェブCDプロジェクト「祈音 -inoru oto-」



↑のバナーをクリックで「Vol.1 -祈-」全曲公開してるところでDLできるのようです。

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被災された方もされてない方にも、
余震が続く、憂鬱なニュースばかり流れてる近頃だと、
ほんの少し心の支えになれば・・・と思って支援!
無事で、元気でいてくださいね。

[翻譯]スナッフフィルム

2011-04-13 20:36:44 | 浮華詞賦
Snuff Film
元曲:スナッフフィルム(1)
from アーバンギャルド「少女の証明」

透過萊卡鏡頭 即使窺見黒暗
透過萊卡鏡頭 即使窺見彩虹
透過萊卡鏡頭 即使窺見街道
透過萊卡鏡頭 已不見你的身影

不行吶 (他者即地獄 他者即地獄) (2)
還看不到 (愛是為墓場 愛是為墓場)
再一點點 (夢即是幻 夢即是幻)
去向更暗處

以眼還眼 以吻還吻
以齒還齒 鏡頭中映出鏡頭
以手攜手 予言語以欺瞞
只是 想被定格於殺人録像

即使以光之素描(3) 藏匿黒暗
即使以光之素描 藏匿虹色

你看吶 (鏡地獄啊 鏡地獄啊) (4)
多想就此凝視 (象之墓場啊 象之墓場啊) (5)
再一點點 (戀即是幻 戀即是幻)
朝向取景框的彼端

被殺死的 我面無表情
被殺死的 你微笑著 就那樣
在被殺死的我的耳邊
僅只 彷彿投影儀般 喃喃細語著

被殺人映像映出的殺人録像傳染
被殺人映像映出的殺人録像傳染
被映照在殺人映像上的什麼

以眼還眼 以吻還吻
予齒以齒 鏡頭中映出鏡頭
以舌還舌 予雙唇以刀刃
只有 流溢的靈質(6) 為夜晚籠罩陰霾

回不去的 我面無表情
回不去的 你微笑著 就那樣
遞給已回不去的我
僅只 一株玫瑰 恍若傷痕

translated by foolen.


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註:
(1):原文為"スナッフフィルム"=Snuff film,指為了娛樂用途流通的真實殺人録像。參考:wiki:日wiki:英
(2):他者即地獄(他人即是地獄),薩特的名句。
(3):原文為"ライト・スケッチ"=light sketch;我不太確定究竟是對應什麼不過可以參考light sketcher和light painting。
(4):鏡地獄、出自江戸川乱歩的同名小説。參考:wiki:日
(5):中文圈比較通用的叫法是"象塚"。有大象臨終前會離開同伴走向某個族群都知道的場所,在那裡等待死亡的說法;源出不明。
(6):原文為"エクトプラズム"=ectoplasm,靈異學/超自然學中指某種從靈媒等身體溢出的流體物質。參考:wiki:日wiki:英

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少女の証明聽到現在還是最喜歡這首;有這首就根本不可能後悔買了這一張啊真是卑怯(什麼意思
剩下的ダブルバインド大概會翻、其他幾首就不確定了

有誰有興趣猜猜我為了翻這首,丟關鍵詞進Google之後被嚇到總計多少次嗎?(冷

[ニコマス] foolen式、2010年下半期ニコマス20選。下

2011-01-04 04:25:29 | メモ手帳

>>上篇はここですよ<<

振り返ってみると2010年は私としてノベマス系の始まりでした。
最初の戦記物に興味がなさそうなので・・・今年は視野広がったような気が。
ということで、下篇です。
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百合根P  2010年07月23日 08:23
【NovelsM@ster】偶像町幻想百景(前)
http://www.nicovideo.jp/watch/sm11481974

百合根Pを知ったのが漆黒のシャルノスパロ以来でした。
東方と嘘屋大好きでそういう方向に限られたけど、私もこの二つ愛していますので問題ない(キリッ
偶像町はちゃんと雰囲気と独創性両立したので、シリーズ化欲しいな・・・

ハリアーP  2010年09月28日 18:59
【ノベマス】止まった時計と存在グラフ【短編】
http://www.nicovideo.jp/watch/sm12259405

ハリアーPは週刊で顔馴染みになったけど今年の夏までは見なかった。
しかし一度見に行ったらもう止まらない。中毒性満載!キャラもシナリオもすごく・・・濃厚です!
また、独自な「アイマス世界観」を持ってる方ですのでその辺も大変好ましい。

でんまるP  2010年10月31日 23:15
【アイドルマスター】おとといキマスター 最終話【マンガ】
http://www.nicovideo.jp/watch/sm12607321

同じく週刊で面識した。最初は古っぽくて、どこかでセピア色みたいな雰囲気にハマられた。
最終回見た後まさか本当に泣いちゃった。この発想は実に素晴らしい。

カマトロP  2010年12月10日
【NovelsM@ster】アイマス×ペルソナ"P@P"第二話「狂瀾織姫」その2
http://www.nicovideo.jp/watch/nm12986017

弱小とP@Pのどっちを選ぼうとして結構悩んでた。
でもP@Pの方が続きが見たいのでこっち。弱小はリッちゃんの続きで泣きそうなのでごめんなさいんです。

ダイアルアップP  2010年12月24日 20:21
【NovelsM@ster】 インターネット物語 続続・雪ねぇの部屋 【第∞話】
http://www.nicovideo.jp/watch/sm13116334

自分にとっては、今年でもっとも楽しんだシリーズとも言える。本当に毎回毎回笑った。
そんな雪ねぇですが、それも終わり・・・今までありがとう。広大のネットで、また会おう。

金のP  2010年12月17日 01:26
MONGOL800×アイドルマスター 「神様」
http://www.nicovideo.jp/watch/sm13045547

アイマス2関連の中で増やしたり減ったり最後に残された一品。
単なる擁護でも拒否でもなく、確実に観客たちの胸をかき乱される作品でした。
『――みんな誰かの子供です 繋がりが欲しいだけです 愛から生まれたと言わせてよ』
これだけ後押しされたので一人一人自分の答えへ歩き出そうとするのが、この動画のおかげだと。

合作  2010年12月14日 22:07 
【MMD】魔王エンジェルにNostalogicを踊ってもらった【修正版】
http://www.nicovideo.jp/watch/sm13027707

人力やMMDに関して今年よく進んだなっとSIR見ながら思った。でもMMDは一本だけにしようと決めた。
この作品に作者たちは本当に心血を注いたと、見れば分かるとおもうんです。
モデルとモーションはもちろん、カメラも表情も細工してたよね。MMDはこういうのって大事ですよね。

P名タグ#88352(架空のチョップ兄弟P)  2010年07月25日 10:18
アイマス遊び
http://www.nicovideo.jp/watch/sm11506664

P名タグ#88352さんはニコマスPの中でも異色な存在ですよね。
鎖千早と丸春香とこれを悩みつつ、最後はみんなまとめて!に決めた。
商品化してくれないかな、これ・・・いや本当に素敵ですよ。

ビオランテP  2010年12月24日 01:23
flowers for my darling #4
http://www.nicovideo.jp/watch/sm13109451

アイマスx兄貴というカテゴリーはそんなに見なかったけど、
このシリーズはノリだけでなく、内容(あるの?)でも良かったと思うんです。
哲学というタグは自分にとって好みなんです。
作り手から「何か」を受け取れようと強要されたじゃなくて、
受け手の意志で作品を解読する権利を与えくれたので。

青空文庫P  2010年12月28日 01:36
四次元春香
http://www.nicovideo.jp/watch/sm13149086

この方の作品を発見したのが、正直最近のことでした。
暇してる時間のリミットで作品も近期だけのみを見たけど大好きなんです。
引退宣言見たのは今朝のこと。20選のために巡回の真ん中なのでびっくりした。
その後、ツイッターでご本人のお言葉を有り難くいただく、
マイリストで補足説明を読んで、ようやく少し分かってきた。のような気がしてた。
ので、ここから先は少しだけ後話みたいな何かを書こうと。
20選だけ見たいという方は戻ってくださいね。



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ニコマス見る専として四年目。


よくなんでもありと言われましたこのカテゴリーで、
週刊でも、イベントでも、伸びてきた動画でも、
結構「正統派が足りない!」「正統派だけでいい」という意見が出るようになってきた。
最近の事じゃないんですが。

その相対、一部の作品には「何故アイマスにした」「アイマスじゃなきゃ良かった」
という文句が頻繁に出てきた。

しかし私はむしろそれらの意見の反対立場に立ちます。心内でな。
二年前木曜洋画劇場Pの「ニュー・ニコマス・パラダイス」を見たときも、
似たようなことを考えたんだ。


アイマスっていうより、私が好きなのはニコマスでした。

もちろん「本家が無かったら二次創作もない」と、
誰かがきっとそう笑ってくると思うんですが、そういう意味じゃないんです。

見る専の自分にとってニコマスはたくさんのPを創作者としての見せ場でした。
タゲに特定すること自体には意味がないんですけど、
たくさんの人が同じ物を見て、自分のスタイルで理解して、表現して、
一緒に騒いて、泣いたり笑ったり、それだけで意味があると思います。

だからアイマスじゃなきゃダメなんです。

こういうのは同人ということの面白さだと、ずっとそう考えてやってきた。
東方も少しやってるのでその点においても同じ考えでした。
(ボカロはまあ、少し違ってると思うけど・・・。)

ニコマスはあと何年続存するのは分かりません。
今になってもう色んな問題が現われはじめた。
だから今回は「四次元の春香」で締めろうとした。
四次元の春香だけでなく。四次元のニコマスと、四次元の私たち。
それすら全ては存在している気がしてる。

主流でなくても、
荒されたとしても、
消されても、


ちゃんと、ここにいたんだ。

見る専なのに生意気ですね、ごめんなさい。



以上です。
海外ファンのしんどい独り言でした。
変な言葉使いはそれなりにあったでしょうけど、
中二でした(むしろ中二という言葉が便利すぎて何でも付けられちゃう・・・)けどそれでいいんです。

ただ、忘れる前にこういう気持ちを、書き留めたいだけなので。