昨日2度目のワクチンを接種しました。
恐れていた副反応はほぼないようです。
ワクチン接種には非常に懐疑的だったのですが、今はとりあえず打って良かったと思っています。
というのも知り合いで2度接種した人が、先週感染しました。
正直これまで身近に「感染した」という人がいなかったので、完全に”他人事”だったのですが、平手打ちを食らったみたいです。
この知人のケースは、多分子供が感染→親へという今流行りのパターンです。
子ども(4歳)に少々熱が有り、咳も出ているので小児科に行ったら、最近こういうパターンで感染してた子が多いから念のためPCR検査、案の定陽性だったそうです。
ママもその場で検査、陽性でした。
感染を気を付けて、全然出かけてなかったのに…と泣いていました。
しかし、ワクチンの効果か症状が全くないそうです。
ちょっと背中が痛いくらいで、熱もありません。
子どもも元気です。
子どもの感染が分からなかったら、普通に仕事に行っていた…と。
当然パパ、お兄ちゃん(7歳)も自宅待機。
これ先週の木曜日の話ですが、保健所から連絡が有ったのはなんと今日。
更に単なる生存確認のみだったそうです。それも子どもの分だけ。
パパは既に昨日自力でPCR検査をし、陽性でした。
保健所は何もしてくれない(既にできない)そうです。
幸い軽症だからいいけど、これが悪化したらと思うとぞっとします。
ワクチンを2度接種した人の感染率は10万人中17人だとか、全体の2%だとか政府は言っていますが、決してそんなに低くはないとこの知人のケースを見て思います。
ワクチンの接種者が増えたことは確実に重症化を防いでいますが、反対に無症状で外に出ている人がどれほどいるかと思うと恐ろしいです。
特に症状が出ない子ども、夏休み明けには全員PCR検査するくらいでいかないと今の状態は改善しないでしょう。
さて、話は全然変わりますが、110年前の昨日はルーブル美術館から「モナリザ」が盗まれた日だった。
モナリザを盗んだのは一人のイタリア人Vincenzo Peruggia(ヴィンチェンツォ・ペルッジャ)。
ナポレオンがイタリアで美術品を押収して行った本を読み、犯行を決めたらしい。
実行したのが1911年8月21日。
この日は月曜日で、ルーブル美術館は休館日だった。
盗まれた「モナリザ」をペルージャは2年間もパリの自分のアパートに隠していた。
しかしその後絵を抱えてイタリアへ戻った。
フィレンツェでもアパートに絵を隠していたが、段々「イタリアの宝」を自分が祖国に持ち返ったことが黙っていられなくなり、ギャラリーのオーナーをしていたアルフレード・ジェリと連絡を取ってしまう。
これが彼が逮捕される原因となった。
この話は色々な映画監督の創作意欲を掻き立てるのだろう、
THE MISSING PIECE (2012)
IL FURTO DELLA GIOCONDA (1978)
などの作品の他、コロナが始まる前にはジョディ・フォスター(Jodie Foster)が1981年にアメリカ人作家Seymour Reitが書いたThe Day They Stole the Mona Lisaを基に映画を製作するという話も出ていたらしい。
そしてもう1本、今日見たのはこれ。
Il ladro della Gioconda(サブタイトル Le avventure di Golden Boy 、仏語がオリジナルタイトル:On a volé la Joconde)
Michel Deville監督、1966年の作品
日本名は「モナリザの恋人」と本タイトルとは全く異なり、1970年日本でも公開されていた。
あらすじ参考:https://eiga.com/movie/65152/
本来の盗難とは全く関係なく、完全なコメディ。
ルパン三世実写版みたいな感じ。
先週見たイタリア映画の対極にあるイタリア映画の典型的な面白さがこもった作品だった。(正確にはフランス映画なのだが。)
今は極力外に出ず、古き良き映画でも見ましょう!
参考:https://tg24.sky.it/spettacolo/cinema/approfondimenti/furto-gioconda-louvre-film
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