イタリアの泉

今は日本にいますが、在イタリア10年の経験を生かして、イタリア美術を中心に更新中。

今フィレンツェで一番おいしいコーヒーが飲める店?Ditta Artigianale

2015年02月23日 20時14分18秒 | お勧めのレストラン・イタリア

昨日は大変失礼いたしました。
すご~くイライラ、むかむかしていて、でも声に出しては言えないからここにぶつけてしまいました。
占いに詳しい友人に
今月は自我の星が巡っていて。
自己主張、積極性が強まる時で、極端に出ると敵をつくってしまうという落とし穴も。
という風に出てるって~
ひえ~大当たりかも。
彼女の占いは良く当たると一部で評判なんですよ。
あと一週間おとなしくしよう・・・
来月のことも聞いておくか。

さて、このイライラが収まった大きな理由はすっかり忘れていたうれしい来客があったこと。
先週もギリギリのスケジュールで会いたいと言ってくれた人がいて、とても充実した時間を過ごせましたが、まさにいいことは続くもの。
いいことだけを考えよう!ポジティブにポジティブに!!

彼らは1年前子供を連れて日本で暮らすことにしたイタリア人日本人のカップル。
日本語が出来ないだんな様、20年あまりこちらで暮らしていたのですっかり浦島たろ子の奥さんで当初は心配していましたが、
どうやら落ち着いたみたい。
一番驚いたのが以前は優柔不断で頼りなかった(失礼!!)だんな様がしっかりしたこと。
日本の生活で腰が据わったのかな?
家族の絆がしっかりしたのが見えました。
日本で生活することは簡単なことではないけれど、それでも一生懸命がんばっている彼らを見たら、些細なことでイライラしてる場合じゃない!
私は私のやるべきことをやらねばと・・・

ということで午後はすごく集中して卒論のための資料読みにかかれました。
ここからまた次の資料へ
大変だけど、すごく楽しくなってきましたよ~
しかし、またもや方向転換かも・・・

さて、本日のテーマはコーヒー
このお店も結構うちから近くて、前を通るたびに気にはなっていたのだが、夏はいつも混んでいて、さすがに一人で入る気もしなかった。
今回友達が来て、新しいお店を開拓するチャンス!ということで色々調べていると、このお店のことを書いていたある日本人が
フィレンツェで一番おいしいコーヒーが飲める」と
気になるじゃないですか・・・

そうそう、昨日気分転換で見ていた日本の番組でブルーボトルカフェのことが取り上げられていたけど、
イタリアはどこへ行ってもコーヒーはそれなりにおいしい。
もちろんエスプレッソですが。
アメリカンは要注意。
エスプレッソのお湯割り、というお店がほとんど。
だからこそ、フィレンツェで一番って何をもっていっているのか気になった。

しかしこのお店の評判をよく見ているイタリア人のブログでチェックすると、かなり手厳しい。
とにかく店員の態度がよくない、と。
こういう店苦手・・・
もちろん誰だってそうですよね。
更にイタリア人が接客態度が良くないっていうのは相当だろうなぁ・・・と想像できてしまう。
でもやはり行ってみたい!
おいしいものの誘惑には敵わない・・・というわけ。
ということで潜入。

実はここ、結構お気に入りのGelateriaがこの先にあるため、gelatoを食べに行くたびにこの前を通っていました。
暖かくなりと完全に窓が開け放たれます。

店内は最近はやりのイタリアっぽくない感じ。
お菓子もアメリカ系かな・・・
最近どこもかしこもこんな店ばかりでちょっと残念なんですよね。
そしてうわさのコーヒーはと言いますと

大抵1€でエスプレッソを飲むことが出来るフィレンツェではかなりお高い1.5€
そしてお味の方はというと・・・
私はコーヒーのうまさ、実はよく分かりませんが、他のところとは違いは酸味。
こんなに酸味の強いエスプレッソ、飲んだこと無い!
おいしいかおいしくないかというよりもとにかく珍しい。
確かに一度は試してみる価値あるかもね。

イタリア人のブログに書かれていたような接客ではなかったので、半年で少し改善したのかな?
あ~今分かったけど、とにかく豆にこだわってるね。
エスプレッソもそうだ。
そしてそれこそブルーボトルコーヒーみたいなフィルターコーヒー(って言うのかな?)にこだわっているみたい。
ふ~ん、じゃあ次回はそちらを試してみるか。

今ふと思い出したけど、先日イタリア人と食事した時、
彼女がNYに行った時、一番驚いたのはみんなコーヒー片手に町を歩いていること。
「なんでコーヒーいっぱいBarで飲む事ができないのか?」と
人間らしい生活ではないと憤っていた。
私もコレには納得。
イタリア人はコーヒー片手に飲みながら歩いている人はいませんねぇ。
コーヒーいっぱいの時間かぁ・・・日本に帰ったらどうなるのかな?

豆にこだわったりするのは構わないけど、
少しずつ外国の文化を取り入れて行き、
最後にはイタリア人の良さまで捨てないように気をつけて欲しいものです。 
もちろん日本も同じですよ。

さっ、明日の資料探ししよ。 

Ditta Artigianle 
via dei Neri 32R - 50122 Firenze 
tel:055 274 1541 

8,00 - 22,00 月ー木
8,00 - 24,00 金
9,30 - 24,00 土
9,30 - 22,00 日



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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
人間らしい生活…にドキッ!! (よん太郎)
2015-02-24 20:19:27
わぁ!いつの間にか連続で更新されてたんですね。(まとめて拝読…)イラツイたら、何処でもいいから吐き出した方がいいですね。私の場合、イラつく相手のために怒って自分の顔のシワが増えたら嫌だから、仕事だとそれをクリアして直ぐに忘れることにしますよ。その辺は楽観主義で良かったわ。
ここの珈琲気になりますね。うちの近所の珈琲専門店にも是非行って頂きたいです。酸味が強くて焼き芋の香りがするんですよ。値段も高い!今度お試しを!
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妖怪人間? (fontana)
2015-02-25 03:45:25
よん太郎さん
対イタリア人に関しては、怒ると自分が損するということが染み込んでいるから、余程のことがないと怒らないんだけど(あっ、先週文句言ったけど)対日本人は別なんだよねぇ。日本語通じない人でした。私も別のことで紛らわそうと(楽しいこと考えて)常々は思っているんだけど・・・大変失礼しました。

いいものは高いのが当然なんですよね。(^_^;)
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