信州へ

先週の日曜日の夕方から、母方の田舎のある長野県信濃町に行ってきました。

明治40年生まれの祖母に会いに行きました。


田舎までは車で、首都高～外環～関越～上信越（信濃町IC）と乗り継いで片道4時間です。
行きは関越に入ってすぐに雨が降り出し、途中は大雨、結局最後まで雨でした。


夕方に出て行くと到着が夜になってしまう、田舎の人は寝るのが早いので手前（豊田飯山）で高速を降り、野沢温泉ホテルで一泊。
到着したのが、チェックイン時間を大きく過ぎて23時前でした。


遅い時間なのか誰もいない温泉にのんびり浸かり、後は熟睡でした。



次の日は晴天。
昨夜は暗くて全く分からなかった風景も、山と畑の風景でした。


ホテルから祖母のいる老人ホームまで約1時間、田舎の景色をみながらあっと言う間に着きました。
思ったより大きい建物に100人くらいお年寄りがいるそうです。


受付で名前を告げ、案内してもらうと「あのグループの中にいますよ」と係りの人。
祖母に会うのは10数年ぶり10人ほどのグループの中に祖母を見つけられない。


係りの人に案内され近づいていくと見覚えのある祖母の顔が目に入った。
あんまり変っていなかった。
面影も雰囲気もそのままだった。


しかし、車椅子に乗る祖母には自分の事は分からない。
時より頷いたりするが会話という会話とはいかない。


10数年前に会ったときですら90歳を超えていた。
でもその時も畑に出て何やら野菜を引っこ抜いていたのを思い出す。


そうしているうちに、見知らぬ60過ぎくらい夫婦が現れた、聞くとたまたま見舞いに来た母方の姉夫婦だった。
こちらは分からないが何やら、昔さんざんお世話になったということで自分の事を覚えていてくれた。
もちろん、10年ぶりどころか20年ぶり以上だろう。
ありがたいです。


4人で2時間ほど話をして、老人ホームを後にする。
途中、別の親戚のおばちゃん夫婦も加わり昼食をごちそうになった。
信州そば信濃屋のざるそばが美味かった。


そのあとはノンビリしに田舎へ。
と言っても、こちらの人は自分が整体・カイロをやっているのは知っている。


肩上がらない、腰痛い、調子悪いとゆっくり休むことなくみんなを診ました。
この旅で少しはご奉公出来ただろうか。


帰りはその日のうちに、一路東京へ行きと一緒で途中からまた大雨になる。
田舎の高速は街頭がなく暗いので殊更運転しにくい。
安全第一で帰りました。



ところで、ETC割引を使い忘れた！
あとで調べたら、片道7千円弱の料金が3千円を割っていた・・・。
まあいい、ばあちゃんにも会えたし無事帰ってこれたし。よい。

写真は直ぐ裏に見える黒姫山