守果

ポツポツとライブに行っては「うおー」とか「ぐえー」とか謎の擬音を発しているブログ

鬼子母神

2011年12月23日 | 陰陽座_その他
12/21に発売された陰陽座の新譜『鬼子母神』は本気でヤバイ。元となる脚本『絶界の鬼子母神』と組み合わさって"ガツン"と物理的な感覚を伴うぐらいの衝撃に襲われている今日この頃です。

10作目にして初のトータルコンセプトアルバムであるとか、構想12年であるとか、ダウンチューニングがどうとか、曲名に隠された秘密とかそういう情報はこの辺りのインタビューが詳しいと思われます。ちなみに僕は最初読んだとき「そういうことか!」と括目しつつ背中をゾクゾクさせていました。というわけで、脚本とこのインタビューを読んだ後の『鬼子母神』のやばさ加減を少しでも吐き出しておきたいのです。だって諸々の感情の蓄積が膨大すぎて、そうしないと溺れそうなんだもの!

まず、このアルバムの一番危険なポイントは「止め時がない」。脚本で終と序が繋がっているので、アルバムもそれに倣って最後の"鬼哭"と最初の"啾啾"がつながっているワケですよ。んで"啾啾"のラストの台詞に痺れている間に"徨"が始まって「さぁもう一周!」という。Twitterでも書きましたが、5曲目と6曲目の間で場面転換するのでそこで切るしかないという極悪構成(誉め言葉)になっております。

(続きは適宜)

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