シリーズ切手です。さぁ問題。この10枚の切手のうち、何枚が「文様」として成立しているでしょうか…?文様とは繰り返しの美学。「文様シリーズ」と言い切っているのですから、親が子に、もしくは孫に「これが文様だよ」と見せるときのサンプルになるように、基本フォーマットだけは守っていただきたい。なぜなら記念切手を発行すね意義のひとつに「切手は小さな美術館」であるという大いなる自負があるハズだからです。文様と言い切って、新しい文様のフォーマット(繰り返しを否定する)を押しつける行為は自己否定です。これだけは断固譲れません。こんな体たらくでは、切手趣味をやめようかと思います。今回は1枚は正解。2〜3枚ほど「まぁ…言えなくもない。けど本来の趣旨ではないだろう」という切手が含まれているので、かろうじてやめませんが。額面62,82円、各1シート5種10枚、計10種20枚のシール切手です。でも、正直グリーティング切手以上に買いたくないなぁ。貼って使うのだけで無知をさらけだすみたいで恥ずかしい。
ところでいつから8月にこんなに発売日が増えたんでしたっけ?
カシエは「これぞ文様」とスッキリする文様を充てました。「勝ち虫(とんぼ)」と「浜千鳥」です。
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