第1 回会合が、７月１５日（水）、米国ワシントンにて開催された。
会合では、日米両国のCCS 分野における政策動向及び今後の協力事業の方向性についての意見交換が行なわれた。
会合での合意点：
１）以下についての基盤的研究について協力
a. CO2 吸収液及び固体CO2 吸収剤の開発
b. 塩水帯水層及び炭層へのCO2 隔離技術
c. CCS 設置型の石炭ガス化発電の高効率化
d. 酸素燃焼技術
2) 両国政府間による政策対話、さらに両国研究機関間によるテクニカルワークショップを定期的（年１回）に開催すること
この会合の開催に併せて、米国立エネルギー技術研究所（NETL）との間でも個別にCCS 分野における共同研究についての意見交換を実施した。
CCS = carbon dioxide capture and storage、石炭火力発電所等から発生した二酸化炭素を分離・回収し、地中等に貯留する技術。
会合： 二酸化炭素回収・貯留等の地球温暖化ガス削減技術の分野における日本と米国との間の共同研究の在り方について、意見交換を行う官民合同の政策対話。
この会合は、本年５月に署名した、CCS、スマートグリッドなどの分野における協力促進に関する共同声明に基づくものである。
Source: http://www.meti.go.jp/press/20090721002/20090721002.pdf
