群馬は海なし県ですが・・・
その分、川で泳いだよ~♪という利用者様が多くいらっしゃいます

ブラジルで開催真っ只中の


競泳


お題の「水泳は得意ですか?」・・・ですが、私自身は全く泳げません。
泳げないというよりも息継ぎが出来ない・・・残念です。
毎年、夏になり学校でもプールがはじまるシーズンになると
「〇〇さんは、泳げるんですか?」必ず、話題に上がる質問で、先日もとある利用者様に
お尋ねしたところ・・・
「子供のころはさぁ、プールなんてなかったでしょ~。だから、近所の川で友達と一緒に
遊んだんだよ。威勢のいい男の子たちはさぁ、岩に登ってそこからジャンプするの。
はぁ~見てるほうがドキドキしたよ。そんで、自分たちが楽しいもんだから、私にも
飛び込めっていってさぁ、怖いから嫌だよって言ったら、私を押しこくって・・・。
もぉ~、慌てて慌てて溺れそうになったところを女の子が助けてくれたんだよ。」
「夕方になって、家にかえったらさ、さっき私を押しこくって川に落とした子が
親と一緒に謝りに来て、その子がお寺の息子さんだったんさね。そしたら、
こっちの親が恐縮しちゃって、私が悪いって親にも怒られてねぇ~。
溺れるわ、怒られるわでなんだか情けなくなっちゃって涙が出てきたの覚えてる。
それから、川行くのも嫌になっちゃってさ、だからずっと泳げないまんまよ。」
と、昨日のことのようにお話ししてくださいました。これには後日談があり・・・
「それでね、もう何年前だろう50過ぎた頃かね~。街でバッタリその男の子に
あったんだよ。いろいろ話をしてるうちに溺れた話を思いだしてさぁ~、言って
あげたのよ。あのときは、ほんとに大変な思いしたんだよって!そ~したらさ、
覚えてないの。ひどいよねぇ~(笑)。」
一緒にお話を聞いていた利用者様も
「そりゃぁ~大変だったねぇ。かわいそうに。」
「昔はやんちゃな子が多かったからねぇ~。」と

夏のたった1日の、数分の記憶ですがとても懐かしそうにお話しされたのがとても
印象的でした
