本日9月29日に行われた、全国青年大集会福島県プレ企画『たたかう青年福島ガチトーク~オレたちでつくろう、福島の未来~』は50人の青年の参加と数百人の通行人と市民と注目を集め成功しました。
集会で採択されたアピールを公開します。これから自分たちの未来を自分たちでつくっていくために、声を上げ、行動していきましょう!
たたかう青年福島ガチアピール
東日本大震災・原発事故から2年半。原発事故は、事故そのものも被害も「収束」するどころか、いまも継続し拡大しています。その上に若者を使い捨てにするブラック企業など雇用の問題、憲法や消費税の問題も重大局面です。県内の多くの若者は不安を抱え、困難の中にあります。その原因がどこにあるかは、いまや明らかです。
第一原発の事故収束と汚染水の問題は、まさに非常事態とも言うべき状況です。しかし、安倍政権は「放射能は完全にブロックされている」とのべ、事故収束よりも原発再稼働のためにより多くの人員をさくなど、福島県民の思いを踏みにじっています。同じように「人間らしいまともな働き方をしたい」という願いも、「消費税を上げないでほしい」という願いも、「平和憲法を変えてほしくない」という願いも、安倍政権によって踏みにじられています。国民多数の願いを踏みにじるこの政治こそ、若者を苦しめている原因です。
「おかしいことはおかしい」と声を上げ、「自分たちの未来は自分たちで選び、自分たちでつくろう」というムーブメントがいま、若者を先頭にしてわきおこりつつあります。
私たちは昨年11月に福島青年大集会を開催し、1000人の若者たちが集まって声をあげました。原発事故による困難の中で「もやもやした思いをふっ飛ばそう」と呼びかける集会でした。それから1年、私たち福島の若者は成長し、困難に負けるまいとたたかい、多くのことを経験してきました。苦難に直面したり、それを乗り越えようと必死でがんばったり、全国からの支援に励まされました。成長する喜びも知り、仲間と支えあうことの大事さ、そして「原発は要らない」「まともに働きたい」と、はっきり声をあげることの大事さも知りました。
そしてきょう「オレたちでつくろう、福島の未来」を合言葉に、再び集いました。私たち福島県の若者が築く福島の未来に、原発はいりません。若者を使い捨てにするブラック企業もいりません。弱いものいじめの消費税増税をしなくても財源をつくれます。若者を戦争に駆りだす憲法改定も必要はありません。
原発事故で苦しんでいる福島県だからこそ、若者が未来に希望と展望を持って本当に輝ける社会にしていこうではありませんか。10月20日に開かれる全国青年大集会にみんなで参加して、福島県の若者の思いを全国に発信していこうではありませんか。
福島県内のすべての若者のみなさんに呼びかけます。「オレたちでつくろう、福島の未来」。
2013年9月29日
青年大集会福島県プレ集会