園長のひとりごと その４

来園ありがとうございます。
ひとりごとを書くのは久しぶりになりますが、今日はわが家の隣保班に住む動物を紹介しようと思います。
わが家は、比較的町中にあるのですが、山や田畑があるおかげで、動物たちにとっては比較的住みやすい環境にあるようです。

今日紹介するのは、野良猫？の「かつお」です。



雑種の白い猫ですが、多分飼い猫ではないと思います。
だから、オスかメスかわからないのに、かつお、と勝手に名前を付けて呼んでいます。（笑）

それまでにも時々見かけていたのですが、ある夜、帰宅すると、暗がりの中で車の下でじっとしているところを見つけました。
「おいで」と声をかけたのですが、後ずさり。
お腹が空いているのかもと思い、かつお節をひとにぎり、車の前に置いて離れると、直ぐに寄ってきて食べました。
それ以来、かつお、と呼んでいます。（笑）

この写真は、私が夕方散歩に出かけたとき、日向ぼっこをしていたのを撮影したものです。
この時は、カメラを持っていたので、静かに寄って撮ろうとすると、かつおはいつものように後ずさり。
車の下へ入ってしまったのですが、あきらめずに寄っていって、窮屈な体勢でしたが、何とか撮影できました。

かつおは、声をかけると確かに後ずさりするのですが、決して逃げてしまうことはありません。
自分の距離を確かめた上で、こちらを見ています。
近所には、野良猫を嫌う人もいますので、大っぴらにごはんをあげることも出来ません。（これはこれでやむを得ないと思います。）
また、（野良猫だとして）野生で生きていくためには、人との距離を置いておくことも大事だと思います。
かつおを撫でてあげたい気持ちはありますが、私は、かつをとのこの距離が気に入っています。
きっと、かつをもこの距離がいいんだろうと思います。



できるかぎり、わが家の動物たちを紹介するだけでこの動物園を運営していますが、来園者の方からのトラックバック、コメントは大歓迎です。
皆さんが、気軽に立ち寄ってもらえるよう、これからも頑張っていこうと思います。

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