新江ノ島水族館への誘い立体生物図録第1弾
トビハゼ
魚類のトビハゼが、干潟の泥上で活動できるのには、いくつもの秘密がある。
一番問題になる呼吸は、皮膚呼吸の他、プクッと膨らませた頬の中に海水を貯めて、エラに送ることで解決している。
実に単純だが効果的な方法だ。
歩行は胸ビレを使うが、体を固定するために腹ビレを丸い吸盤化させていて、葦や石に垂直にくっつくことができる。
危険を察知すると、尾ビレをつかって瞬時に飛ぶ。飛び出た眼は、鳥などを警戒して全方向を見るためだ。
眼の乾燥を防ぐため、ときおり眼をへこませるのだが、それも、マブタのないトビハゼが編み出した工夫である。
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