書簡集。

徒然なるままに、綴られてしまったものたち・・・

今日の快挙。

2004年10月03日 | Weblog
イチロー新記録(毎日新聞「余禄」 2004.10.03)

 イチローが84年ぶりにメジャーの最多安打を更新し、ついにその数を260まで伸ばしています。それについてはもう評価とか評論することはないです。ただただその素晴らしさを称えるほかに動く術を私は知りません。
 各新聞も大体、手放しで誉めているようです。さすがに米国では、長打が少ない、試合数が違う等々の話もあるようですが。確かに特に試合数の話を言い出すときりがないのが正直なところですが。
 ただ翻って、日本の手放しの程度が手放しすぎるのが少し。上記記事でも『朝青龍の連覇が途切れてホッとしているような日本人は、見習った方がいい』とのくだりがあります。野球=アメリカの国技、相撲=日本の国技、ということで例えに出したと思いますが、違うだろ?
 まず第一にモンゴルでは日本の相撲と全く同じ相撲はないし。第二に朝青龍の場合、小錦や曙と違って、本人の資質の問題もあるでしょ?いくら言っても左手で手刀を切るし(まあイチローのバットを突き出すポーズもダメっていう噂もありますが)。それより朝青龍、本当にそんなに嫌われてるか?イチロー、本当に手放しで米国でも喜ばれてるか?
 朝青龍嫌いは一部マスコミのお偉いさんが横綱審議委員会に名を連ねた挙句、自分の言うこと聞かないから、自社を使ってそう煽ってるだけじゃないのか?イチロー、前述の批判があることは本当に知らないんですか?そんなことはないでしょう?まさかバースのときのことを思い出してるわけではないですよね?あれは大讀賣に楯突いたからそう見えただけで、実際、T.ローズが55本塁打した後のBu-M戦を見に行きましたが、球場全体がローズの味方でしたよ。ホームで投げてるはずの渡辺俊がかわいそうなくらい。それもあまり報道されませんでしたけどね。
 そもそも200年のアメリカと、1000年以上の歴史を持ち、かつ島国でその島でしか通じない言語を使ってる日本は比較しちゃいけないよ。折角の快挙と人種的な話をリンクさせるのは正直、大マスコミの1面としては寂しいですね(それが主題ではありませんでしたが)。「編集手帳」ならまだ分かりますけど。広報誌ですから。ちなみに今日の「編集手帳」、何がいいたいのかわからないんですが、誰か解説してください。リンク禁止なのでリンクできませんが<昔無視して良くしてたくせに。。。

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