最終章 ＜クライマックス＞

最終章　＜クライマックス＞

２日目は月曜日

リーマン率の高い長宗我部家にとって

２日目のイン率が勝敗を左右する重要なファクターになります

しかし、さすがに月曜日の朝一ともなると

どこも会議などで忙しく、

開戦時点でＩＮできていた人数は数えるほどでした

当方も仕事で、合間合間にしかＩＮ出来ない状況でしたので

午前中は効率よく攻防をこなす必要性に迫られていたのです

当面の目標は毛利砦１、フェイクで毛利砦４にも進出

そして、砦防衛も合わせて行う方針で二日目がスタートしました

毛利家は相変わらず朝から動きが活発で

順調に長宗我部家の陣剥がしを進めていきます

こちらもなんとか少ない人数で砦１への進出を図ります

小競り合いを繰り返しつつ

砦１の加勢が少ないと感じるや、イッキに攻勢に出ました

結果、敵陣を少し残した状態で強硬突破したのですが

途中かなりの人数が起点剥がされてかなり危ない状況に陥りました

しかし、ギリギリMさんの大筒が火を噴いて最後の１発で攻略に成功します

その後すぐカウンターで毛利家に砦攻略を許すことになりましたが

ここで東西戦の勝敗を大きく左右する転機が訪れます

武田家の総司令であるAさんより、上杉大殿共同攻略の打診が来たのです

毛利砦１から上杉大殿までは至近距離であり

上杉大殿の早期攻略は東軍勝利の必須メソッドでもあったので

急ぎ首脳会議を開いて共闘を決めたのであります

ここからの彫塑の動きは神がかり的になっていきます

上杉砦１の攻略を待ってミッション開始です

長宗我部家は南側より、武田家は北側より攻め立てていき

あっという間に春日山城の周りを味方陣で埋めていきました

さすがにまずいと思ったのか、毛利家の横やりも激しくなり

上杉家の最後の抵抗もあって、膠着状態が続き

ようやく２１：３０過ぎに攻略の目途がつきました

すでに伊達家は大殿を残すのみとなったので、こちらも待ったなし

あとは時間との闘いです

上杉春日山城攻略は２２：１０分着に決まり、

武田家１０本、長宗我部家９本が用意されました

そして見事１発で大殿攻略に成功し、あとは砦１つを争うシーソー

ゲームに突入したのであります

ここでもうひとつターニングポイントが

Iさんより、豊臣砦１の加勢が手薄ぽいので、奇襲作戦を遂行しないかと

提案があり、満場一致で採択されました

そこで長宗我部家が誇る速度部隊の有志を募って豊臣砦１まで

向かうことになりました

更に、すでに風前の灯である伊達家の大殿防衛もあわせて至急に対応

することに決まり

長宗我部軍は奇襲部隊、伊達大殿防衛部隊、彫塑砦防衛部隊の３つに

別れてすぐに行動を開始しました

武田家は豊臣砦をもう１つ落とすため、砦２に向かい

残りは全力で伊達防衛に回ることになりました

ここで、初日の伊達家陣張りが生きたのです

長宗我部家・武田家の伊達大殿防衛部隊はここぞとばかりに豊臣陣を

暴れまくり、当方も都合３０個以上の陣を狩りました

そして豊臣家が混乱してる隙に、奇襲部隊の先遣隊はすでに

豊臣砦１のベタ陣確保に成功し、加勢がいないのを見るや

速攻で残りの雑賀衆をすべてぶつけることになります

そして、長宗我部家の核弾頭であるWさんの大活躍の結果、

見事豊臣砦１の奇襲に成功しました

この後、豊臣家の伊達家大殿攻略の動きはしだいに鈍くなり、

長宗我部家・武田家の伊達家防衛部隊も縦横無尽に陣を狩り続け

ほぼ大殿攻略は不可能なところまで豊臣家を追い詰めることに成功したのです

この時点で、砦１つ東軍が有利な状況でしたので、後は

ひたすら砦防衛を行うだけとなったのですが

上杉・毛利もさすがに諦めてはいませんでした

武田の手薄となった砦２を残り３０分少しの点で攻略に成功し

再逆転を許します

さらに、彫塑の唯一残った砦４にも波状攻撃をかけてきまして

最後の最後で総力戦ここに極まれり！という状況となりました

もはや東軍の勝利は武田家に委ねられたのです

そして武田家の豊臣砦２攻略準備が整ったのが、１：３０過ぎ

長宗我部家・伊達家のメンバーは祈るようにその攻略を見守ることに

なりました

その間にも容赦なく長宗我部家砦４には毛利家の攻撃が続きます

４０部隊いた砦４もさすがの波状攻撃に体力を減らし

ついに加勢が剥がれました

そこで、とにかく加勢部隊を送りまくり、どちらの体力が先に尽きるか

２時までひたすら気の抜けない戦いを続けることになりました

残り１５分で豊臣砦２は半壊となり

あとは武田家の有志のメンバーが８０円を使いまくって

ひたすらに部隊を当てます

そしてその懸命な努力が実り、ついに１：５６分

豊臣砦２の攻略に成功し、東軍の勝利が確定したのでした

果たして、このような展開を誰が予想したでしょうか

東軍メンバーの歓喜はこれまで経験したことのないものでした

まさに精根すべて使い果たした、という表現が

ぴったり来る最後だったと思います

当方も東西戦開始前に５０万以上兵を用意してましたが

終わったときは



兵を使い果たすところまでは行きませんでしたけども

４０万以上消費したことになります

これまでいろいろとありましたけど

終わりよければすべて良しですね

最後になりますが

長宗我部家MVPを３人選ぶとすれば

当方の独断と偏見で

・核弾頭として鬼神の働きを見せてくれたWさん

・東軍秘密兵器を組織して武田家連携の要となってくれたHさん

・起死回生の奇襲作戦を提案してくれたIさん

に贈りたいと思います

そして、東軍全体のMVPはおそらく満場一致だと思いますが

武田家を３日間にわたって指揮していただいた

Aさんに贈ります

むろん、今回の東西戦にかかわったすべての皆様に

ご協力の御礼を申し上げたいと思います

本当にお疲れ様でした。そして有難うございました。

また機会があれば来季戦場でお会いいたしましょう！！！

＜＜完＞＞