ユーロヴィジョン史上初 新型コロナで大会開催せず
2020年5月にオランダのロッテルダムで開催予定だった欧州最大音楽祭典ユーロヴィジョン2020は、欧州で猛威をふるっている新型コロナウイルスの影響で、史上初の開催中止に追いやられた。組織委員会は3月中検討を重ね、各国からは代表者を選出し、代表者らによりプレゼンテーションされた楽曲はどれも秀逸だった。
ユーロヴィジョンオッズを見てみると、旧ソ連諸国と友好国の中では、ブルガリアがTOP。リトアニアの The Roopがクールなメロディの「On Fire」を提示し3位につけていた。ロシアはサンクトペテルブルクのパンクポップレイヴユニットLittleBigを選出し、スパニッシュな楽曲とアーティストのコミカルな演出を盛り込んだ「UNO」を提示、多くの若者に共鳴し、YOUTUBEでは5千万回の視聴回数、オッズでは5位をつけていた。9位につけていたアゼルバイジャンの Efendiは、間奏に「南無妙法蓮華経」の経を取り入れたエスニックな「Cleopatra」を提示。
しかし、どれも幻の競争曲に・・・。来年はどう開催されるのか。開催場所はロッテルダムだが、2020年に選出のアーティストを送るのか、選び直すのか。まだ明らかになっていない。
公式サイト
https://www.theroop.com/ ザ・ループ(リトアニア代表)の公式サイト
https://littlebig.ru/ リトルビッグ(ロシア代表)の公式サイト
https://www.instagram.com/efendi_music/ エフェンディ(アゼルバイジャン代表)の公式サイト
動画
▼The Roop(リトアニア代表) / 「On Fire」
▼LittleBig(ロシア代表) / 「UNO」
▼Efendi(アゼルバイジャン代表) / 「Cleopatra」