なみあし剣道 2015-05-02 21:57:43 | 日記 常歩(なみあし)とは馬の歩様の一種で、人間にとっても無理がなく、理想の体の使い方だといわれています。 象徴的な考え方として、「内力」に頼らず「外力」をうまく使うという点があります。 「内力」とは人が出す力のことで、主に筋力のことを指します。 対して「外力」とは重力や地面からの反力のことを指し、これらの力を上手に使うコツが、常歩の動きには隠されているのです。 そんな常歩を剣道に生かしたのが『常歩剣道』。 地面を蹴らない、左足を送る、顎を引かないなど、これまで常識だとされてきた打突の基礎とは一味違った理論となっています。 動きやすさや体への負担の軽減など、人間にとってより合理的な動きです。 子どもから高段者まで取り組める、体にとって「自然な動き」なのです。