端と底を行き来するRPG

そのとき、きっと誰かの中心blog。
アーカイブにある作品は人事を尽くした盛者必衰の入れ替え制。

幸村どこへ行く

2009-07-08 22:04:08 | BASARA
「許すまいぞ!!」

鼻息荒く、鉢巻噛みしめ。
毎度おなじみの地団駄踏んで。
頭を抱えて、天高く吼える。

「政宗殿に近づくなああああああ!!」

真田幸村が伊達政宗を好きすぎる件

「はいはい、許さなくていいから落ち着きなって」
「これが落ち着いてなどいられるか!!
 あんの妖女めぇええええ」
「幼女、ね」
「何が『本当だか?』だ!!
 上目を使いおって、姑息な!!」
「身長の関係上、ね」
「俺が上目遣いをしたところで、何も起こらんぞ!」
「そりゃあ、旦那じゃダメでしょうよ」
「佐助は誰の家臣だ!?」
「やだなぁ、旦那だって。
 信じられないことに」
「なんだとっ!?」

「Hey,guys? 盛り上がってるとこ悪いが」

ぎらっと独眼竜の目が光る。
引き抜かれた刀もきらりと光り、戦闘態勢。
あ、と思ったときにはもう遅い。
自慢の六刀流が幸村たちを襲う。

「ハッ!よけたか!」
「これが本業なもんでね。
 そんじゃこの辺で、っと!」

幸村抱えて、空へ避難。
大きな大きな凧がそこに待っていた。
口笛を思わず吹いて、政宗は二人を見送る。

「佐助佐助佐助!!!
 政宗殿がかまってくれたぞ!!」
「…よかったねー、旦那」

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このタイミングで言うとだな。
自分の中に、素で 政宗←幸村←佐助 の関係があって。
前回の「果報は寝て待て」は、幸村に対する佐助へのメッセージであり。
また、政宗も意外と幸村が好きです。

いじめっ子がいじめられっ子に抱く感情に似たものなわけですが。

なので、ゆっきーが反応しなくなったら猛チャージをかけるのが政宗。
静かに狙ってるのが佐助。
超特急なのが幸村。
う~ん、何だこれ。

ちなみに制作時間、帰りの電車内のおよそ10分くらいですが。
いかがざんしょ?

いつもテキスト書くと、全く同じ内容を別視点で書きたくなるのだが。
実現したことはないなぁ。

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