端と底を行き来するRPG

そのとき、きっと誰かの中心blog。
アーカイブにある作品は人事を尽くした盛者必衰の入れ替え制。

TOSって、やっぱり面白いんだな

2008-08-25 16:31:10 | 雑記
10時くらいから始めて、21時までってどんだけディープなんだ。
それでも、まだまだやり足りない気がするんだから。
ねじがどこか飛んでいる。
実際にやっていたのは、見学だったのも新鮮。
親指が痛くない代わりに。

顔が真っ赤になったのは、ロイド、君のせいだからな。(ぉ

文面ではあっていたけれど、はじめましてのラタトスク。
エミル? マルタ? どうでもいいよ、のスタンスから始まったんですが。
見れば見るほど、あー…、なんとなくエミルに転びそう。
ネコ目主人公で金髪で、バトルに入ると人格が変わるって。

まるでエドワード・エルリック。

パッケージイラでみるより、考え方はネガティブそうです。
物語、世界観をそのまま繋げて、新キャラを登場させる難しさ。
この作品でだいぶユーザも作り手も感じたと思います。

新参キャラは旧作キャラに食われる

でも、デクスくんは健闘したと思います。
あれは、ない(笑)
せっかくのビジュアルも台無しです、そのモーション。
で、絶対見たことある!と言った手前、脳内から引っ張り出してきました。
いましたよ、私が知ってて、某兎さんも知ってる人。

E'S の ユウキ ちゃんだよ!!(※CD、OVA声優はまさかの小野坂)

髪は全体的に短いくせに、後ろ髪だけ長くて縛っている。
なるほど、好きなはずだ(笑)
あとは、鋼のキンブリーとか。
ただ彼は髪の毛をなでつけて結んでるので少し違う気もします。


ロイド君は急いで大人になりすぎました。
せんせ…リフィルの言うように、急ぎすぎたんです。
17歳で世界を救い、救ったつもりで旅をしていた彼の身に。
きっと、何かが降りかかったんでしょう。
世界の亀裂、差別、格差、戸惑い。
人々が不安に思い、怯える姿に彼は傷ついたのかもしれない。
格差をまざまざと見せつけられ、苦しむ人が増えた。

きっかけを与えたのは、自分。

笑ってる場合ではないのではないか?
このままでは、また「人間牧場」ができるのではないか?
意味がなくなるんじゃないか?
なんとかしたい。
彼は、考える前に動くタイプの人間だから。

ある日、突然、姿をくらました。

彼の旅の内容はこんな感じ?
~半年  「エクススフィア回収」
~一年半 「解決策の模索」
~現在  「もう一度、俺が世界を修復する」

何も話さなかった理由は、まぁ、ストーリーに任せるとして。
楽しく「二人旅」をしていたのは半年くらいだったとしたら。
まったくもって、もったいない話である。
その間にリフィルにしつけられたり、しいなと怪しい関係になったり。
ゼロスを完全に堕としたり、プレセアとごにょごにょだったり。
忙しかったことは、公式のようですけどね!!(ぁ
口々に言っていた「ひとりにしないで」は、本当に腰に来ました。
ロイドは罪作りな男です。
モテる100の秘策なんていりません。


TOSからの人は、今作に物足りなさを感じ。
ラタからの人は、TOSの彼をみて驚くに違いない。

「「こんなのロイドじゃない」」 と。

スタッフが、ロイドをどう扱うべきなのか迷った結果ではないかと思います。
今作で、もし、TOSのままだったら。
完璧に、もう完膚なきまでにエミルが食われていたことでしょう(笑)
あの無垢さ、エミルには出せまい!


TOSのこと。
クラトスの声への慣れ具合は異常です。
二年前はゾクゾクしたもんですが。
あまりにも頻繁に会いすぎて、刺激がない。
もっとも。

急くなよ、隙ができる とか 無理をするな とかは相変わらず好きです。

保護者位置からうまくやれば「怪しい位置」にいくと思うとねー。
いや、純粋にクラトスは好きですよ?
怪しくなくてもオッケーオッケー(笑)
たまたまロイドが彼に懐いていたことがツボにきただけです。


TOSもみんながいてこそTOSなのです。
誰が欠けても、誰が変わっても成立しないんです。
まさかの「リアル2年」が経過して。
ロイドの魅力は、やはりあの「無邪気さ」にあったと思うわけです。
どんな状況に置かれても諦めないのも彼だった。

今は、精一杯、自分の感情を殺してるんだろうなぁ。

何でなのかは彼は語らなかった。(※少なくとも見学できたデータでは)
けれど、やはり「彼は急いで大人になりすぎた」んです。
大声を出して、泣いて、笑えばいいのに。
立ち止まったらいけないんだ、という考えがおそらくそこにはあって。
彼は感情を押し込んで、目的を果たそうとしている。

クラトスが2年前そうしたように。
ゼロスが2年前苦しんだように。
ミトスがそう結論付けたように。

今回、この話が終わった後。
「よーっし、終わりっ!」と、スイッチが切れることを望みます。
暗いトーンのロイドは、あまりにも「らしく」ないよ。


ロイド=アーヴィング。
話題の中心には、いつも君がいる。

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