ピアノとお花で女子力アップの内緒。

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私が茨城県 西茨城郡 七会村 高取鉱山で採掘した(灰)鉄重石トパーズ入りです!!(。・ω・。)ノ♡

2021年02月28日 11時18分36秒 | 岩石、鉱物、化石、発掘女子
茨城県 西茨城郡 七会村 高取鉱山で採掘した(灰)鉄重石トパーズ入りです。
柘榴石の小さいのが1つ入ってます。
このときはこれとれたとき本当に本当に本当に・・に嬉しかったです。(X線解析すみです)。
注意。鉱物採集にさいしては、 本鉱山は、有害物質駆除施設が
稼働しています。元来立ち入り禁止区域であり、あくまでも他の観光客の方々とかの、御迷惑にならないように、深く御願い致します。

(化学組成は FeWO4で、マンガン重石(MnWO4)と
連続固溶体をつくる。
かつては鉄マンガン重石(てつまんがんじゅうせき、wolframite、(Fe,Mn)MnWO4)と呼んでいたが、
固溶体のいわゆる「50%ルール」により、
端成分の鉄重石とマンガン重石に整理された。 ・・
あまり意味ないと私かんがえてます。)


八溝層群のジュラ紀新世(1億5000万年前, 150 Ma)の
高取ユニットに 貫入した
暁新世前期(6500万年前, 65 Ma)の稲田花崗岩により
形成された錫-タングステンの気成鉱床といわれています。 

ここは
4ステージの鉱床形成ステージが確認されています: 
1.グライゼン化(トパズ,蛍石,白雲母), 
2.鉄重石+石英, 
3.硫化物+石英, 
4.黄鉄鉱+石英。 

高取ユニットは、おそらく丹波-美濃-足尾帯の
上麻生ユニットに相当すると思います。

 稲田花崗岩はS型(チタン鉄鉱系列)で、
タングステンやフッ素を多く供給しています。 

高取ユニット中のチャートは、
三畳紀中世からジュラ紀古世、
珪質頁岩はジュラ紀中世。 

熱源の稲田花崗岩までは、約10km。 

鉄重石の結晶といえるほどではないですが。 
底面に平行なへき開のある黒色板状母岩が鉄重石。
 
白色半透明な塊状の部分は脈石の石英、
右下の褐色の部分は褐鉄鉱の皮膜だと思います。

ここの鉱物はとても鑑定が難しいです。
実際、蛍石の産地でもあり。雲母もありで・・。
ですが、私の10大採掘標本のひとつです。
トパーズといっても結晶高3mmくらいなんですが。

3年前の春に採掘致しました。
ここは、鉱物採集では、廃坑の前まで車で行けます。
立ち入り禁止、と書いて有りますが、昔の鉱山の有害物質の
処理場が稼働しています。電気柵もありこわそうですが。

門は常に空いていて、中は無料駐車場?です。
鉱物採集の恰好していると何も言われないです。
ズリ場が凄く500-800m位あります。
奥の方のズリ場までいくとかなり良い鉱物が捨てらています。
(奥まで1kmあるくだけ)
大きめの蛍石が崖に露出したりしています。

廃坑の入り口5m位自己責任で入るともうあたり一面キラキラ輝いています。


関西の方もご存知のかたも多いかもしれませんが。
車(1本道)舗装ありで、採取現場に到着。
無料駐車場あり(笑笑)。

ライト、タガネ、ハンマー、ルーペで現場で標本に作れます。
お薦めです。
性能の良いルペ絶対必要です。




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