“部屋探し”＆“恋人探し”

私は人に何かを説明するとき、あるものに例えて説明する事が
良くあります。

例えば、物件の築年数で築１５～２０年くらいの物件って
なんか新しくもなく、古くもなくでイメージし難いですよね。

そんな時、『ウ～ン、人間で言えば４０歳前後といった感じですね』

・・・伝わっているのかどうかは定かではないですが、大抵のお客様は
心なしか、ホッとされた表情で『ウン、何となくわかります』と
仰って頂いています。

そんなこんなで、今まで色んなものを、色んなものに例えてきましたが、
個人的に一番気に入っているフレーズが

『部屋探しは、恋人を探すのと同じようなもんですよ』

色んなご意見があるとは思いますが、自分の気に入ったものを探すという行動自体
同じだと思いますし、100％の理想形を追求し過ぎて引越しできない人⇒彼氏（彼女）の
いない人　や　理想のタイプとはちょっと違うけど性格が好き、など一部を
妥協される方⇒少し築は古いけど、収納が広いから・・・みたいな。

要は、物件の場合は“空室である”ことが大前提になりますし、恋人の場合は
“フリーである”ことが大前提になり、どちらの場合も人気があるタイプで
あればあるほど巡り会えるチャンスは少なくなってきます。

私は不動産のプロで、恋愛のプロではありませんが、部屋探しにおいて
アドバイスをさせて頂くならば、しっかりと自分の好み（希望する条件）を
把握することだと思います。それと優先順位。

よく『友達がそれがいい、と言ってたから』とか言う方がいらっしゃいますが、
よくよくお話を聞いてみると案外、友達が言ってたことは重要では無かったりします。
料理をしないのにガスキッチンを希望したり、シャワーしか使わないのに
バス・トイレ別で探したり・・・

本当に必要な方もいらっしゃいますが、少し自分の希望がイマイチわからない
とか、周りからいろいろ言われ過ぎて混乱しているかた等は、
ご相談にのりますので、何でも聞いて下さい。
恋愛じゃなくて部屋さがしの事で、ですよ念のため。