今年の2月~3月の教育エコツアーも無事終了しました。
ツアーが始まる前の2月はツァボ地域では、37℃以上の日が相次いで、北海道からの訪問者は暑さ負けしてしまうのではないかと心配していました。幸か不幸か、ケニヤ全体が3月1日から例年よりかなり早い雨季となり気温がぐっと下がりました。
2月の暑さと青空が大好きな者には少々寂しい天候でしたが、北海道からの参加者たちが、暑さで大変な思いをすることがなくて助かった面もありました。
野生動物のことではないのですが、道中、珍体験が続出。
そのひとつが、交通事故による渋滞。長年、教育ツアーをやってきていて、この種の渋滞に巻き込まれたことはなかったので、少々不安になりましたが、幸いにも30分ほどで解決しました。
その間に道端にあったアリ塚の前で記念撮影、とは、ケニヤ訪問ならではの体験です"(-""-)"
【一車線なので交通渋滞になると身動きできず】
【交通渋滞を待つ間に、アリ塚の前で記念撮影】
フィールド観察では、大型野生動物とその生活場所を体験できたばかりでなく、雨季になると登場する野生動物も観ることができました。
大地を引き裂くような雷の音を経験できたのも、雨季の始まりならではの体験でした。
【雨上がりに現れたカメ】
【メスのライオンたち】
早朝のフィールドでは、国立公園のロッジの近くの水のパイプが破裂して、噴水のように水を噴き出していました。
どおりで、その前日のシャワーの水量が少なくて出具合が悪かったわけです。相当な水漏れだったので、いろいろ影響は出たものと思われます。
平然としているように見えるグランツガゼル(写真左端)がユニークでした。それともこれが彼らなりの喜び(?)の現れでしょうか?
地域のお母さんたちと子どもたちの歓迎やオリンド博士と中村千秋による講義、それぞれに個性のある宿泊先や料理にも参加者は皆満足していました。
【お母さんたちと一緒に踊る参加者たち】
【こどもたちと村のグランドで遊びながら交流】
今回も、参加者全員が有意義な時を過ごすことができた、との感想で、大好評のうちに終了できたことをアフリカゾウ国際保護基金の現地スタッフ、オリンド博士ともども大変嬉しく思っています。
次回の教育エコツアーは7月~9月の予定です。
別途お知らせしていきます!
どうぞお楽しみに!