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要塞警察 ジョンカーペンター版

2017-01-04 22:29:59 | 映画鑑賞
初めての投稿!
1発目は

要塞警察

あらすじ
ストリートギャングにアイスクリーム屋と一緒に娘を殺され、犯人の一人を殺して追われる男が警察署に逃げ込む。
9分署は明日の移転を控えて電話も使えず、わずかな署員が残るのみだった。
凶悪な「ストリートサンダー」と呼ばれる男たちによって完全に包囲され、やがて消音銃を使うギャングたちの攻撃が開始された。
黒人の囚人は「チョロ」と聞いて顔色を変え、車で連絡に向かうが殺される。
偶然護送中に病気で収監されることになった死刑囚と警部補になって初日の黒人警官と女性職員が協力して迎え撃つ。
巡回する警察官たちも異状を感ぜず、通り過ごして行く。

ネタバレ注意

ネタバレ注意と書いてますが、此方の映画1976年制作の映画なんで観たい人はもう観てる筈だし、この映画ネタバレする程ネタバレ要素が無いです。


まーこの人達が少年ギャング達なんだけど(笑)
見た目は全然少年ギャングじゃないけど、少年ギャングです。

低予算で派手な映像を作れないから密室劇で話は進んで行くんだけど、暗闇に蠢くギャング達はなんだか、人間ではないモンスターの様に見えて見応え有り!

映画のテンポは現代とは違い少し遅めで少し間延びしてしまう部分もあるけど問題なし!このスローなテンポのお陰で後半のギャングとの戦いは不気味に感じます。

でっこの映画、個人的に思う部分があって、主人公がラジオで聞く黒点の影響で暴徒化しての部分、これはもしやジョージAロメロのゾンビのオマージュ?てな事を考えました。

カーペンター監督はその後遊星からの物体Xやら、ニューヨーク1997など男子中学生が悶絶ものの映画を沢山作っていて、この要塞警察はその後の彼の映画のキャラクターに通じる物が至る所に詰まっているので、ジョンカーペンターに興味があるなら要チェックです。