A family MOKEN.

今シーズン最初で最後の上陸をしてきました
『モウケン族』
元々シージプシーだった彼らは、スリン諸島南島に移住し、現在２９３人で生活しています主に漁を行い自給自足生活をしていますが、６年前の津波の際にタイ政府から民権を貰い、今はタイ国民として生活をし、観光客へ手作りの織物を売ったりしています。


そんなモウケン族に会うべく、ボートに乗り込み出発


母船から約１０分で、モウケン族が住む集落に到着
どんな部族が待っているのか果たして外来人を心良く受け入れてくれるのか、ドキドキワクワクです


観光客様用にこんな看板も
津波前にはこんな看板もなかったのに政府の援助があったからかな


子供がたくさんいるので手土産にクッキーなどのお菓子を持参
ゴミが出ないように袋は外して、１人1人手渡しであげました


これが彼女達が一生懸命作り上げたお土産凄くないですか
この大きな船は5500THB。その他にも小さい船やリストバンド的なものが売られていました
あちゅと２人で腕輪を購入２つで20THB…安っ


村内をブラブラしていると、先シーズンにはなかった建物を発見
覗いてビックリとっても綺麗なトイレです
そう言えば、上陸した時に何か足りないなぁって思ってたんだけど、ビーチに『※◆☆』がなかったいわゆる人間誰しも食ったら必ず排泄をするわけで
あの『むにゅっ』って感触が足裏に感じなかったのはこう言う訳か
カオラックの下手なレストランよりも綺麗じゃん

綺麗になった村内を更に散策開始

人も増えていたけど、犬も増えてた
可愛い子犬が結構な数いましたよ


気がつけばのんちまるまるお菓子取られちゃってるし
お姉さん的な顔に真っ白な化粧をしている彼女が、俺らの変わりに配ってくれました


ゲストもみんな、思い思いの散策に繰り出し、プチウルルン紀行は無事終了




っと思いきや突如日本語の奇声がっ




『ちんこ!!ちんこ!!!ちんこ!!!ちんこ族!!!!』



んっ
この声は…のんち
しかも大きな声でそんな…

でも…

はっ


あれは…


ちんこ族





さっきまで服を着ていた若者達が、急に素っ裸になって飛びまくる



飛んで飛んで飛びまくる



船の上からも飛びまくる

ここで育った子供は、必ず純粋な子に育つんだろうな
自分の子供時代には、毎日川遊びしたり、山で秘密基地作ったり、田んぼでかくれんぼしたり、メロンハウスでタダ食いしたり…色んな事したけど、さすがに服は着てたからな

でも青年達よ
もう少し大人になったら犯罪になるぞ気をつけろ
でもモウケン村に法律ってあんのかな

それにしても良い経験になったよ
純粋に食べて、寝て、遊んで、暮らしているモウケン族のみんなと接して、考えさせられる事がいっぱいありました日本人が忘れかけている『何か』を２００９年になった今も、先祖代代受け継がれているものを大事にしている部族。時代を先読みして最先端を重視する日本にも、忘れてはいけない『もの』が必ずあると思う。だよね


この子達の笑顔がいつまでも続きますように