あいかわらずなボクら

------ ある密かな生活 ------

ホラー映画が観たかった。

2016-08-27 | 日記
どんな内容かと言うと。

・霊の姿は常に変化し他人、知人、友人、家族等になりすまし徒歩で追い続けてくる。
・他人にうつすか、捕まって殺されるまで取り憑かれる。捕まって殺された場合は前の人に再度取り憑く。
・性行為により他人にうつる。
・霊は感染した事のある人にしか見えない。

これ…感染者は感染させても最終的には自分に戻ってくる構図ですよね。

結論から言ってしまうと。

ホラー映画風だけど、ホラー映画ではなかった。

いや怖いけどね!

学校、街中、家。そのへんをふらふら歩いてる人なんてたくさんいる。その中の誰かが霊で、じわじわと迫ってくるなんて考えたら恐ろしいですよね。ホラー要素はいい感じの緊張感でした。

という事で、この作品は何がいいたいかと言うと霊を使って「死」について語ってるのかな?という気がしました。

そもそも呪い殺すなら最後まで徒歩である必要はないし。

「死」とは常にじわじわと後ろから迫って来るもので、それを避けれる事もあれば避けれない事もある。また避け続けてもいつかは避け切れない日が来ますよ。

という事をホラー映画で伝えてるような感じでした。

何故ホラー映画で?という疑問点があるので、実際はただ単純に予算が無かったとか、ただ単に徒歩で迫ってくるという恐怖を演出したかったとかかもしれませんけどね!

所々疑問に思う箇所はありますがその考えだと結構納得のいく内容になるなーと。

というか、この映画。勝手に自分自身で想像して解釈していかないと最初から最後までさっぱり分からない内容過ぎるわ!

哲学的な映画というか…単純なホラー映画を観たかったはずなのに(笑)

他にも「オートマタ」と「レヴェナント」を借りてきたのでそっちはボーっと眺めるように観よう。

See you