越前堀鍼灸院ブログ

鍼灸院のニュースや鍼灸の考え方など、日々気に留まったことを書いていきます。

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春バテ

2018-04-04 10:55:33 | 健康
大変長らくご無沙汰しておりましたブログですが、ぼちぼちと再開してみようかと思います。

今回は「春バテ」。

聞きなれない言葉ですが、なぜだか納得してしまう言葉です。春バテとは新生活のストレスや寒暖の差によるだるさや倦怠感、疲労感、気分の落ち込みを感じることだそうです。確かについ先月までは雪が降るような冬の気候でした。それが一転、春を飛び越して初夏のような気温です。身体がついていけないのも無理はありません。記事では東京有明大学の川嶋 朗教授が対策として入浴をあげています。身体を温めることで自律神経のバランスを整え、心身の乱れを調えるという内容でした。確かにここ最近身体の不調を訴える方が多く、なんだか体調がすぐれず検査では問題ないということで当院に来院される方が増えています。


では、鍼灸ではそのような不調をどう考えるのかといいますと…冬の間の「冷え」が春への対応を鈍くしていると考えます。


なぜ冷えるか

東洋医学では季節に応じて身体も変化すると考えます。その変化を表すものに五変という言葉があります。五変とは「生長化収蔵」という五文字で春夏秋冬を表しますが、その中から冬と春に対応する「蔵」と「生」を説明します。


冬は「蔵」。

全てのものが内側にしまわれる時期です。エネルギーを温存し、消化に良い暖かい食事をして、睡眠時間も長く、身体を冷やさずに過ごす事が良いとされます。運動をして汗をかきすぎるのもエネルギーを発散してしまうので避けるべきといわれ、一言で表現すれば冬眠の時期です。


春は「生」。

春は万物が生じる時期です。もう少し小難しい言葉で春を表現すれば「発陳」(はっちん)と言います。陳とは古いものという意味で、冬の間温存してきた古いエネルギーを発散させ、活動的に動き始める季節とされます。何かを始めるのには一番良いタイミングです。


このように冬と春はそれぞれ特徴があります。春に元気に過ごそう!季節の変化についていこう!という体の変化は、冬の間にちゃんとエネルギーを蓄えられていることが前提となります。食べすぎで胃腸を酷使した、あるいは食事をおろそかにした、寝不足をした、汗をかきすぎたなどなど、冬の養生を誤れば身体が冷えて春に身体がついていけません。


どうすれば?

現代社会では冬だからといって冬眠することはもちろん、生活を変えることは難しくなっています。それだけに日頃から身体の冷えが浅いうちにケアしてあげることが大切になってきます。水をたくさん飲む、深夜に就寝する、睡眠時間が短い、運動不足、食事の時間がバラバラ、サラダやフルーツの食べすぎ、過緊張など身体を冷やす要素は生活に溢れています。特にお食事では現代的な栄養学による考え方と東洋医学的な食養生は大きく異なります。

春になってしまいましたが遅くありません!完璧にとはいかなくとも可能な範囲で生活を変え、冷える要素を減らしていくことが春を元気に過ごすコツであり、新たな病気を予防することになります。

このままいきますと夏→秋→春に続いて冬バテがでてくる日も近いのではないのでしょうか?!

あけましておめでとうございます

2017-01-06 09:49:09 | 鍼灸
あけましておめでとうございます

今年は暖かくおだやかなお正月でしたね。
いかがおすごしでしたか?

私も例年の通り初詣は年末にお礼参りと合わせて失礼して、年始はのんびりと過ごしました。
3日には早寝をして、4日から元気いっぱい診療を開始しております。
今年からは土曜日の診療が午後まで延長いたしました。
平日はお仕事でなかなか都合がつかない方もぜひお越しください。
本年もよろしくお願いいたします。

写真は初日の出を撮ってきました。
晴天で富士山まで見えたのでパシャリ!
寒さで風邪をひきそうになり元旦から自分に鍼をしてしまいました(笑)
風邪の方も鍼で治療できますよ~!

犬伏皆夫


風邪の季節になりました

2016-12-02 08:19:34 | 周辺案内
またかなり久々な投稿になりました。

いよいよ12月になりました。2016年も残りわずかです。

風邪の季節になりました。インフルエンザもはやり始めたようです。

先日テレビを見ていると林修の今でしょ講座という番組で風邪と睡眠についての特集をやっていました。

新見正則先生という方が解説をしていらしたんですが、風邪が増えるこの時期にピッタリの内容でした。

例えば、風邪の時は食欲がなくても朝食を食べたほうが良い。(無理な場合除く)特にパンよりご飯。

西洋医学的に考えれば無関係に思えますが、風邪を治すために身体は熱を上げて風邪ウィルスと戦います。

熱を上げるためにはエネルギーが必要です。ついやってしましがちですが、風邪をひくと朝起きて身支度をしてそのまま気合を入れて動いてしまいます。

朝からエネルギー補給なしに動くと風邪と戦う余力はなく、風邪が長引いてしまいます。

たとえ風邪をひいていなくても予防にもつながりますのでおすすめです。

また睡眠については、夜寝る前に水を飲む。これは血液がドロドロになると気を付けている方も多いのではないでしょうか?

夜寝る前に水を飲むとトイレに起きやすくなるため睡眠の質が低下するそうです。

健康法はたくさんありますが、少し違う観点から考えると身体に合っていないということが多々あります。

西洋医学と東洋医学をうまく組み合わせて、身体に合った健康法で元気に過ごしましょう!



犬伏 皆夫


運動について

2015-12-18 13:16:26 | ニュース
今年も残すところあと2週間になりました。



年末はなぜか忙しくなりますが、なかなか運動ができないとお悩みの方に良いニュースがあったのでご紹介します。



イギリスで行われた臨床試験で30分に1度立ち上がるだけでも血糖値が下がるという報告がありました。



(会員制のニュースサイトなので、一部しか見れないかもしれませんが引用元です)
https://medical-tribune.co.jp/rensai/2015/1216038055/




その試験は糖尿病のリスクがある方を対象に①~③の生活パターンで食後血糖を比較するというものです。



①1日7.5時間座りっぱなし

②30分ごとに5分ずつ立つ(じっとしているだけ)

③30分ごとに5分ずつ軽い歩行をする



以上の3群で食後血糖値を比較した結果、座り続けた群に比べて歩行した群ではもちろんですが、ただじっと立っていた群でも食後血糖値が下がっていたそうです。



さらに翌日は全員を7.5時間座りっぱなしにして食後血糖を測定したところ、前日に立ったり歩いたりしていた群の食後血糖は低下していたそうです。



つまり30分に1度ただ立つだけでも、翌日まである程度の効果が続くということです。



食後血糖値を下げるというのは、最近では低GI食品などでも注目されていますが、肥満や糖尿病といった生活習慣病の予防につながります。



パソコン仕事をしている方もお休みでテレビを見ている方も、30分に1度とはいかないかもしれませんが、トイレに立ったり、お茶を入れに立ったり



健康のため定期的に立ち上がりましょ~!

風邪にご注意

2015-12-04 17:12:51 | 鍼灸
今日は風が強く、各地で強風というニュースがありました。



風が強いとよけいに寒く感じるものです。



気候が落ち着かないせいか風邪をひかれる方が増えています。



なんだか背中がゾクゾクするといって白い顔でいらっしゃる方、鼻水が出て鼻の下が赤くなっている方、「お友達みんな風邪をひいてて、うるさいの」という咳症状の女の子



症状は様々ですが、特に咳が出始めると長引く方が多いようです。



そういう私も昨晩は食欲旺盛で食べ過ぎたなぁ~と思っていたら、朝起きると背中がゾクゾク(風邪の初期に食欲旺盛になることがあります)



今週に入って鼻が急にむずむずっとしてくしゃみが出ていたので危ないな~と思っていましたが…



すぐに鍼をしてゾクゾク感も鼻水もとれていますが、今日は小食にして温かくして早寝しようと思います。



そうすると明日には元気です!



いま読んでいる漢方の本に東洋医学の考え方をうまく表現した一節があったのでご紹介。



「健康な状態と病気というものは連続的なものである」



健康と病気は明確にここからと分けられるものではなく、病気に近いがあまり気にせず過ごしてしまう時期があります。



日々の食欲や睡眠、二便(大小便)の状態など様々なサインを身体は出しています。



それを見逃さず、病が浅いうちに生活を改善したり、治療を加えて身体を整えることが重要です。



さて、以上が食欲旺盛というサインを見逃した自戒のブログです。



皆様もどんな些細な変化でも結構です。気になることがあればご相談していただいて、日々の体調管理に鍼灸をお役立てください。