2月3日は節分です。
節分に豆まきをするのはなぜだかわかりますか?
節分は本来、季節の変わり目である立春、立夏、立秋、立冬の前日のことですが、立春は1年の初めといった意味合いから、4つの節分の中でも立春前の節分が重要視され、現在のようになったと考えられています。
節分は、前年の邪気を払い福を招く行事です。年男か家主が炒り大豆をまき、家族は年の数だけ食べることで病気知らずの1年を過ごせるのだとか。
地方ごとにやり方は様々ですが、ベースは中国の陰陽五行説のようで、宮中の行事から一般へ広まったとも言われています。
大豆を使うのは、鬼の目を打つ”魔目”(まめ)、鬼を滅する”魔滅”に通じるとか、マメに働くといった語呂合わせから来ていると言われます。
大豆の豊富な栄養にもあやかっているのかもしれませんね。
また、炒って使うのは、拾い忘れた豆から芽が出るのは縁起が悪いとされるからなんです。
※「陰陽五行説」(ウキペディアより抜粋)
「陰陽五行説」とは前述の通り「陰陽説」と「五行説」を組み合わせたものである。
『管子』の四時篇の陰陽主運説から発展している。五行と陰陽の結合の発想は易の説卦傳に基づいている。
説卦傳における「地」を四方の中央とし、これに陰陽と星辰を加えている。
「陰陽説」は古代中国神話に登場する帝王「伏羲」が作り出したものであり、全ての事象は、それだけが単独で存在するのではなく、
「陰」と「陽」という相反する形(例えば明暗、天地、男女、善悪、吉凶など。前者が陽、後者が陰である)で存在し、それぞれが消長をくりかえすと
いう思想である。陰陽は形に示すことができないもので、分析すれば千変万化となる。
陰陽は、(+)と(-)のように相対する両極のどちらに属性が高いかによって二分類する考え方である。固定的なものではなく、振り子が一方に振り切れると反対方向に戻るように、そのバランスは常に変化し増減している。
五行説は、治水に功績をあげて舜から禅譲された禹が、治政にあたって天帝から与えられた九種類の大原則(洪範九疇)の第一として、五行(火水木金土)が明記されている。「五」の起源については東西南北の四方に中央を加えたものという考え方(東‐木・南‐火・中央‐土・西‐金・北‐水)と、肉眼で観察が可能な五つの惑星、五星(水星・金星・火星・木星・土星)に淵源があるとする考え方がある。
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