行雲流水-日勝's EYE

竹本日勝の日記

門川の霊媒師(5)

2007年03月30日 00時49分45秒 | 行雲流水
霊媒師「あんたは、ここに来るのが目当てじゃったのか?それとも朝市で買い物するのが目的じゃったのか??」祖母「・・・・・(汗)」霊媒師「それにこの近くの小川にまで立ち寄ったじゃろう?見てみよ!そこの川辺で下駄の鼻緒がとれたじゃないか?!」事情のわからない先に着いた洗濯店の奥さんは霊媒師に懇願します。奥さん「そんなこと言わんで、この人(私の祖母)もみてやってくださいょ~。大分からわざわざ一緒に見てもらいにきたんですから~」霊媒師「それなら、一つだけみてやろう。あんたぁ~今、住んじょるところはドロボー一家だよ!あんた、知らんことないじゃろう~??よく、モノがなくなってるじゃろうが??」祖母「・・・はい(滝汗)」当時、祖母が住んでいたところは長屋で時折、家の中が物色されたりモノがなくなっていたそうです。そのたびに盗んでるのは、近所のあの人じゃないだろうか~??と警戒しはじめてた矢先のことでした。霊媒師「あんた、わしの弟子にならんか?」祖母「突然いわれましても、大分には家族もおります。今、ここで即答はできません。」霊媒師「もったいないの~。あんた、自分でわかってるじゃろ~??あんたは透視能力がずば抜け良いはずじゃ!」 以下、次号。


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