2 コメント コメント日が 古い順 | 新しい順 Unknown (岩間靖典) 2012-04-12 17:23:32 今にも肩が、ぐりぐりと動き出しそう。 ずんだんだんずん、と音楽が聞こえてきそう。 振り向いたら、眉をしかめて、無精髭のあごをさわっている。 いや、このままずっと、振り返ることはないまま、歩き去って行くのでしょう。 返信する 岩間靖典様 (特急つばめ) 2012-04-12 18:29:41 こんばんは。不肖が中学の頃だったか「映画宝庫」という雑誌がありました。その映画宝庫から「日本映画に元気を」という主旨の別冊が出たんですね。各著名人、知識人がその別冊に寄稿していて谷川俊太郎だったかなあ「用心棒」について三船敏郎の後ろ姿が美しい、みたいな事が書いてあったんです。それから間もなく不肖、「用心棒」をテレビで観ました。北関東の山々があって、その画の中に三船敏郎がフレームイン。懐から手をだして左耳の上あたりを掻いている。もうそれだけで、この主人公のヒトトナリを表現してる様で、惹きこまれました。いろんな映画があるわけですが基本、役者はお客に背中を見せないという御約束事を、サラリと破って、実に印象的な演出をしている。これからナニか起きそうな、予感とこの登場人物に、観る側は、興味を持つんですね。あの「型破り感」を絵にしたかった。それが、この絵のテーマです。絵とは「何を描くか」でありますが逆に「何を描かないか」でもあります。敢えて、三船の顔を描かなかったのは岩間くんのように、この絵を見ていただく方が三船の顔を想像して、この絵を完成していただくのがいいと思ったからなんです。おコメント、有難うございます。特急つばめ 返信する 規約違反等の連絡 コメントを投稿 goo blogにログインしてコメントを投稿すると、コメントに対する返信があった場合に通知が届きます。 ※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます 名前 タイトル URL ※名前とURLを記憶する コメント コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。 コメント利用規約に同意する 数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。 コメントを投稿する
ずんだんだんずん、と音楽が聞こえてきそう。
振り向いたら、眉をしかめて、無精髭のあごをさわっている。
いや、このままずっと、振り返ることはないまま、歩き去って行くのでしょう。
不肖が中学の頃だったか「映画宝庫」という
雑誌がありました。
その映画宝庫から「日本映画に元気を」という主旨の
別冊が出たんですね。
各著名人、知識人がその別冊に寄稿していて
谷川俊太郎だったかなあ
「用心棒」について
三船敏郎の後ろ姿が美しい、みたいな事が
書いてあったんです。
それから間もなく不肖、「用心棒」をテレビで観ました。
北関東の山々があって、その画の中に
三船敏郎がフレームイン。
懐から手をだして左耳の上あたりを掻いている。
もうそれだけで、この主人公のヒトトナリを
表現してる様で、惹きこまれました。
いろんな映画があるわけですが
基本、役者はお客に背中を見せないという
御約束事を、サラリと破って、実に印象的な
演出をしている。
これからナニか起きそうな、予感と
この登場人物に、観る側は、興味を持つんですね。
あの「型破り感」を絵にしたかった。
それが、この絵のテーマです。
絵とは「何を描くか」でありますが
逆に「何を描かないか」でもあります。
敢えて、三船の顔を描かなかったのは
岩間くんのように、この絵を見ていただく方が
三船の顔を想像して、この絵を完成していただくのが
いいと思ったからなんです。
おコメント、有難うございます。
特急つばめ