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「理想的な淡水水槽」 13.3. 生物による害虫駆除 2/2

デュプラメソッド「理想的な淡水水槽」

13.3. 生物による害虫駆除 2/2



※生物による害虫駆除 1/2より続く



オープンアクアリウム内の植物に付く害虫を駆除するために、さらに著しい効果が認められるのは害虫の自然界における天敵である捕食性ダニ(Gamasida※原文Raubmilben)、クサカゲロウ、ヒメバチなどを利用する方法である。「理想的な水槽」にとって、これらの天敵生物の導入は何ら問題を起こさない。エサとなる水槽内の害虫を食べ尽くすと、これらの生物も死んでしまうからである。

その他ハナアブ、テントウムシ、トコジラミ(ナンキンムシ)、アブラムシなども、限定的にオープンアクアリウムに導入して水槽内の害虫を食べさせることが可能である。これについてはAQUARIUM heuteの1984年3号と4号において、Erika Schödderが詳しく報告している。その中でSchödderは、オープンアクアリウム内に発生する害虫を天敵生物によって駆除する方法を強く勧めている。

 
スイレンの花と葉に付いたアリマキ



大型のオープンアクアリウムに
捕食性ダニが付いた葉を導入している。




AQUARIUM heute誌。1983年から1999年まで
ドイツ語と英語で刊行されたアクアリウム専門誌。
高度な内容が世界中で評価された。






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