久しぶりに更新します。前回の投稿が6月頭なので、約4ヶ月ぶりですね。ちょっと忙しい日が続いてて、blogの方に手が回ってませんでした。最近になってちょっと時間が作れるようになったので、色々と溜まっていたものを吐き出そうと思います。といっても、そんなに無いですが。
まずはARMマイコンについてです。秋月で扱っているSTM32VLDiscoveryという評価ボードを使う機会がありました。これはSTMicroelectronicsさんが出している評価ボードで、ARMマイコンがたったの1,100円で買えて、しかも開発環境も整っているということで、非常に期待して使い始めました。開発環境として提供されている物がいくつかあったのですが、環境構築の手順書が手元にあったのと、コードのサイズ制限等の無いという利点を考慮してAtollicのTrueStudioを選択しました。で、まあ環境構築をしてテストプログラムを実行するまでは非常にスムーズだったのですが、使っている内に色々と不満が出てきました。まずはTrueStudioのコンパイル時や使用中に出てくる宣伝のポップアップが非常に鬱陶しいです。ポンっとポップアップが出てくるだけならまだしも、何故かポップアップ起動時にPCの負荷が急増し、貧弱なPCでフリーズする事もありました。無料版を出してくれているところは非常にありがたいのですが、この宣伝ポップアップはストレスを感じるだけで、お金を出して有償版にアップデートするような気分にはならないですね。そして、TrueStudioでC++開発が出来ないというのが非常に痛いです。ARMマイコンの大きな特徴の一つにC++での開発が可能なことが上げられると思うのですが、TrueStudioを選択した時点でその特徴が丸々潰れるわけです。これは非常に残念です。
ということで、同じく無料で整えられる開発環境として、マイコン徹底入門さんを挙げておきます。『STM32マイコン徹底入門』が非常に分かりやすく解説されているので、合わせて読めばSTMのARMマイコンの知識がかなり付くと思います。こちらでC++開発ができるかどうかは確認できていませんが・・・。
続いて、STM32VLDisovery本体についても所感を書いておきます。まず1,100円という値段は非常に良いですね。また秋月で買えるというのも便利で良いです。とはいえ、乗っているチップが安価なものなので、”ARMマイコン”を期待して使うと色々とガッカリします。また、やけに壊れやすい気がします。使い方の問題かもしれませんが、普通に使っているつもりでも、ふと気が付くとチップやレギュレータが異常発熱していたりします。ARMの評価ボードとしては他にSTBeeなんかが有名ですが、性能が欲しい場合はそちらの方が良いかもしれません。
話は変わって、ギヤに関して書きます。自分はしばしば小型ロボットを作るのですが、そのときに困るのがアクチュエータのトルク不足です。小型のモータは回転数は高いのですが、トルクは期待できません。ギヤを組んで回転数を落とせばトルクに変換できるのですが、小型ロボットを作る場合は多段のギアを組むのが大変です。特に小さなモジュールの樹脂ギヤはほとんど手に入らず、IndoorAirplane用のがいくつか出回っている程度では無いでしょうか。それも1つの値段が張るため、予備を含めるとちょっと・・・。そんな時に、こちらの方が非常に有益な情報を教えてくれました。
RCサーボのスペアギヤ: アニキの極秘開発記
サーボに小型のギヤが多く使われているのは以前から知っていたのですが、モジュールの詳細が分からず、また種類もたくさんあるので手が出せずにいました。そんな時に、上のblog内で紹介されていたPDS-2363/2343/PS-2173用の樹脂ギヤが3枚入りでしかもモジュール0.3の48歯(くらい)だということで、ちょうど探していたサイズだったので、大喜びで大阪日本橋に買いに行きました。ラジコンショップを回ったところ、最後の1つを見つけることが出来ました。で、家に帰ってから歯数を数えると、なんと46歯・・・。残念ながら46歯では使おうと思っているホイールとサイズがコンマ数ミリ合わず、そのままでは使えません。
とはいえ、この値段でモジュール0.3の樹脂ギヤが3枚も手に入るというのはかなり魅力的です。有益な情報を公開してくださったアニキさんに感謝です。あと、できれば48歯のギヤが見つかれば教えてください。
まあこんな所でしょうか。もっと色々と書くことがあった気がしますが、書いてるうちに忘れてしまいました。また何かあれば書きたいと思います。それでは。
まずはARMマイコンについてです。秋月で扱っているSTM32VLDiscoveryという評価ボードを使う機会がありました。これはSTMicroelectronicsさんが出している評価ボードで、ARMマイコンがたったの1,100円で買えて、しかも開発環境も整っているということで、非常に期待して使い始めました。開発環境として提供されている物がいくつかあったのですが、環境構築の手順書が手元にあったのと、コードのサイズ制限等の無いという利点を考慮してAtollicのTrueStudioを選択しました。で、まあ環境構築をしてテストプログラムを実行するまでは非常にスムーズだったのですが、使っている内に色々と不満が出てきました。まずはTrueStudioのコンパイル時や使用中に出てくる宣伝のポップアップが非常に鬱陶しいです。ポンっとポップアップが出てくるだけならまだしも、何故かポップアップ起動時にPCの負荷が急増し、貧弱なPCでフリーズする事もありました。無料版を出してくれているところは非常にありがたいのですが、この宣伝ポップアップはストレスを感じるだけで、お金を出して有償版にアップデートするような気分にはならないですね。そして、TrueStudioでC++開発が出来ないというのが非常に痛いです。ARMマイコンの大きな特徴の一つにC++での開発が可能なことが上げられると思うのですが、TrueStudioを選択した時点でその特徴が丸々潰れるわけです。これは非常に残念です。
ということで、同じく無料で整えられる開発環境として、マイコン徹底入門さんを挙げておきます。『STM32マイコン徹底入門』が非常に分かりやすく解説されているので、合わせて読めばSTMのARMマイコンの知識がかなり付くと思います。こちらでC++開発ができるかどうかは確認できていませんが・・・。
続いて、STM32VLDisovery本体についても所感を書いておきます。まず1,100円という値段は非常に良いですね。また秋月で買えるというのも便利で良いです。とはいえ、乗っているチップが安価なものなので、”ARMマイコン”を期待して使うと色々とガッカリします。また、やけに壊れやすい気がします。使い方の問題かもしれませんが、普通に使っているつもりでも、ふと気が付くとチップやレギュレータが異常発熱していたりします。ARMの評価ボードとしては他にSTBeeなんかが有名ですが、性能が欲しい場合はそちらの方が良いかもしれません。
話は変わって、ギヤに関して書きます。自分はしばしば小型ロボットを作るのですが、そのときに困るのがアクチュエータのトルク不足です。小型のモータは回転数は高いのですが、トルクは期待できません。ギヤを組んで回転数を落とせばトルクに変換できるのですが、小型ロボットを作る場合は多段のギアを組むのが大変です。特に小さなモジュールの樹脂ギヤはほとんど手に入らず、IndoorAirplane用のがいくつか出回っている程度では無いでしょうか。それも1つの値段が張るため、予備を含めるとちょっと・・・。そんな時に、こちらの方が非常に有益な情報を教えてくれました。
RCサーボのスペアギヤ: アニキの極秘開発記
サーボに小型のギヤが多く使われているのは以前から知っていたのですが、モジュールの詳細が分からず、また種類もたくさんあるので手が出せずにいました。そんな時に、上のblog内で紹介されていたPDS-2363/2343/PS-2173用の樹脂ギヤが3枚入りでしかもモジュール0.3の48歯(くらい)だということで、ちょうど探していたサイズだったので、大喜びで大阪日本橋に買いに行きました。ラジコンショップを回ったところ、最後の1つを見つけることが出来ました。で、家に帰ってから歯数を数えると、なんと46歯・・・。残念ながら46歯では使おうと思っているホイールとサイズがコンマ数ミリ合わず、そのままでは使えません。
とはいえ、この値段でモジュール0.3の樹脂ギヤが3枚も手に入るというのはかなり魅力的です。有益な情報を公開してくださったアニキさんに感謝です。あと、できれば48歯のギヤが見つかれば教えてください。
まあこんな所でしょうか。もっと色々と書くことがあった気がしますが、書いてるうちに忘れてしまいました。また何かあれば書きたいと思います。それでは。