凍土のなかから/稲見 一良<ミステリマガジン1994年5月号 №457>
インターネットの中古書店で見つけました。
第三回双葉推理賞佳作第一席(『入選作なし』の中での佳作第一席)として雑誌『推理ストーリー』(現在の『小説推理』)1968年8月号に掲載された幻のデビュー短編作です。
ミステリマガジン'94年5月号に『追悼 稲見一良』の特集のひとつとして再録されたものです。 . . . 本文を読む
上手な老い方-サライ・インタビュー集【藍の巻】-/サライ編集部<小学館>
図書館で借りてきました。
家族からは「何でこんな本借りてきたの?老いを感じてきたの?」と心配されてしまいました! . . . 本文を読む
ディック・フランシス読本/早川書房編集部<早川書房>
本書は、ディック・フランシスによる『序文』によると、日本で出版されたディック・フランシスの小説が30冊に達したのを記念して刊行されたもので、作品に対する論評、個人的インタビュー、短編作品などが一冊の本にまとめられるのは全世界を通じてこれが初めてだそうです。 . . . 本文を読む
稲見一良エッセイ集 帖の紐(たとうのひも)/稲見 一良<中央公論社>
「産経新聞」に1992年4月から1993年7月まで、64回にわたって掲載されたエッセイを一冊にまとめたものです。 . . . 本文を読む
花見川のハック/稲見 一良<角川書店>
平成6年7月に出版された12編の短編集ですが、作者は平成6年2月に亡くなっていますので、死後に一冊の本としてまとめられ出版されたことになりますし、12編の作品のうち半分が死後に月刊誌等に掲載されたものである。 . . . 本文を読む
ガン・ロッカーのある書斎/稲見 一良<角川書店>
「ミステリマガジン」の昭和58年1月号から12月号に掲載された「ガン・ロッカーのある書斎」と「モデルガンチャレンジャー」の昭和58年9月号から昭和59年8月号に掲載された「ミッドナイト・ガン・ブルー」が一冊にまとまったエッセイ集です。図書館で見つけて借りました。 . . . 本文を読む
ダブルオー・バック(00-BUCK)/稲見 一良(新潮文庫)
絶版になっていたものを図書館で見つけて借りてきました。
「シャクリ」と呼ばれるポンプ・アクション6連発銃、ウィンチェスター・M12。
その銃を手にした男たちのそれぞれの生き方を描いた4編のハードボイルド連作短編集です。 . . . 本文を読む
男は旗/稲見 一良(光文社文庫)
「稲見一良」の小説で読んでいないのは「ダブル・オーバック」だけだと思っていたら、これがありました。
客船としての使命を終え、船上ホテルとなった「シリウス号」で繰り広げられる大人のメルヘンです。 . . . 本文を読む
ソー・ザップ!(THO-ZAP!)/稲見 一良(角川文庫)
またまたまた「稲見一良」です。
見返し、作中と付録されているエッセイ「深夜の銃声」にも書かれていますが「ソー・ザップ」とは「弾丸が猛獣の固い体に突き刺さる音」のことで一種の擬音を表しています。 . . . 本文を読む
セント・メリーのリボン/稲見 一良(光文社文庫)
以前紹介した「ダック・コール」の作者稲見 一良の作品で、表題作を含む五編の短編集です。
作者が「あとがき」で述べているが、すべて『男の贈りもの』を主題としている。 . . . 本文を読む
ダック・コール/稲見 一良(ハヤカワ文庫)
ハードボイルド、メルヘン、青春と一作ごとに色合いの異なる6編の短編集。
どれも野鳥がモチーフとなっている。
第4回山本周五郎賞を受賞。 . . . 本文を読む