俺「大学行かなくちゃ・・」
玲央「先生~~」
俺「登校しぶりかも」
理「また、そんなこと言ってるんですか~」
俺「なはは。正月ぼけかしらね」
晴「そっか、大学はあるんだね~」
玲央「晴以下、頼むよ。ちびすけいるからさ」
晴「ほ~い。お弁当は頼んであるので。ね」
ひろ「たけるたちもいますしね。大丈夫です。お汁くらいは作りますけど」
玲央「いいよ。翔太くんたち、いるけどもね」
ひろ「ほ~い」
俺「ということなんだけどもさ、どう?」
柳沼「嬉しいね。日程だけ調整すればね」
橋井「いいですね」
俺「なんていうのかな、研究授業などもやってはいるのよ。指導案作成など
や当日もさ、みんなの日程に合わせて出来るしね。指導して欲しいのよね」
柳沼「いいね」
俺「遼介言うには、教科部会などにもさ、年に数回だけど、入って欲しいの
よね。教育課程にも関わることだしね。謝礼は出ますので、如何ですかね」
柳沼「いいよね」
橋井「はい。康介さんと同じような立場ですしね。教員養成って、大学生の
うちだけではないですよね。どうしても、卒業したら終わりって感じになって
いますしね」
柳沼「そうだよね」
俺「そっか。初任者研修もあるしな。新年度だとさ、たすくいるしね。研究
授業するときにさ、なんとなくではなく、橋井に入って貰うのもいいね」
橋井「あ~そういうのはなかったですね」
柳沼「そうだね。教師力アップになれば、嬉しいよ。康介の家はさ、もうね。
高校生くらいから、意識高いからさ、大学に来た時点で、もう他の学生とは
違うんだよね。学力とかよりもさ、意識って大事だしね」
橋井「それは自分も感じますね。1年に公志郎くんいますけど、全然違います
しね。課題など見てもそうなんですよね」
柳沼「そうだね。公立の採用試験では、一発で受かっちゃうよ。退職するのも
聞かないものね」
俺「うん。親の介護などで、地元に帰るとかはあるかな」
橋井「優秀ですよ。それに学園はね、Q校もあるからか、異動あるしね」
柳沼「そうだね。陽平もそうだったけど、学部異動もいいよね。一つ所でさ
やるのもいいけど、膠着化してしまう場合もあるしね。今、公立ではさ、
少子化の影響もあるけど、小学校でも中学校でもさ、学級数が少ないよな。
年齢構成も悪いからさ、採用5,6年目で2クラスの主任もいるんだよね。でも
経験年数が少ないから、問題対応出来ないと思うんだよね」
橋井「中学校でもそのような話し聞きますね。主幹教諭あたりで、40代後半
とかいないんですよね。バランス悪いですね。若い世代が入っても、退職者
も多いですしね。で、初任入れての繰り返しですからね」
俺「そのようだね。学園も、4,50代少ないけど、若手もいるしね。学年も
バランスはいいけどもね。さっき、橋井が言ってたようにさ、異動もね、5年
目くらいからさ、してるんだけど、経験値はさ、本校からQ校でもね、違い
あるから、いいんだよね」
柳沼「そうだよな。私学もね、同じ場所でいるから、膠着化してしまう場合も
多々あるよね。定期異動もいいと思うんだよね」
俺「そうだね」
刻「おじい、おかえりなさ~い」
俺「ただいま。しろたち、大喜びだね」
ゆずる「午前中、シャンプーしたもんね」
俺「毛がふさふさだね」
秀人「気持ちよかったみたい」
ゆずる「爪もそんなには伸びてなかったしね」
晴「お散歩してるからかな」
ゆずる「うん。アスファルトでね、削れるしね」
秀人「へ~」
ゆずる「春の季節になると、抜け毛凄いしね」
晴「そうかも。今はまだ寒いしね。ね」
「わん!」
貴「お帰りなさい~」
俺「洗濯物ね」
岳「手伝いも今日までだしね」
貴「明日も早帰りでっせ~」
斗真「お昼前に下校だしね」
岳「そっか」
俺「明日もお昼か」
たすく「明日はなんとかします」
俺「すいませんね」
たすく「ひろたちもいますしね。手伝い出来ますので」
岳「そうですよね。下ごしらえはね、大丈夫だし」
貴「そうなのか~」
たすく「野菜の皮剥きとかだよ。貴や斗真も出来るでしょ?」
貴「そっか。ふむむ」
健也「学校始まるね~」
和「制服の用意も出来たと。明日は部活はないしね」
将輝「明日はね、始業式に学活だしね」
たすく「授業は水曜からだね」
聖「ですね。午後授業も始まりますしね」
たすく「3学期はね、日数少ないし、中間考査ないけど、すぐに期末考査が
来ちゃうね」
将輝「そっか」
遙希「中3とは違うかもよ」
和「そうなんですか?」
たすく「遙希たちはさ、高等部になるしね。オリエンテーションもあるし
授業もね、プレ授業になっていくと思うよ」
遙希「はい。それにまとめの時期なので」
健也「そうなのか」
俺「天太たち、入学ですしね。健也や和がさ、教えてあげてよ」
和「はい」
将輝「天太たち、中等部だもんね」
遙希「早いね。朔たちがいよいよ、6年だもんね」
健也「ふひ~だね」
和「みんなしっかりしてるしね」
たすく「健之助たち、幼稚園だよ」
健也「そうでした。バス通学だもんな。朔と達もさ、1年だけ、一緒になる
んだな」
和「そうだね。この前、赤ちゃんだったんだけどもね」
たすく「そういうもんですよ。兄ちゃんがここに来た頃さ、健也と和さ、まだ
ばぶばぶしてたよ」
和「あ~れ~」
将輝「おいらたち、知らないしね」
たすく「そうだね。遙希、将輝もさ、小学生だったしね。あほすけだった
けど」
遙希「ぐわ~ん」
俺「成長してくるのよ。遙希も将輝もさ、背も伸びたしね。来た頃の雰囲気
と違ってきてるよ」
遙希「そうなのかな?」
たすく「自分ではさ、よくわかってないけど、他人から見るとね、余計に
そう思うんだよ。ですよね?」
俺「そうだね。たすくが来たのは、6年生だったけど、大きい方だけど、なん
かまだ、すらっとしててね。細かったね。中等部になってさ、がっちりして
きてるかな。身長もあるしね。ま、親も大きいしね」
たすく「そうですね。翔太もそうですしね」
健也「遺伝ってあるかな?」
俺「と思うよ。生活習慣もあるからね。遼太郎はね、来た時はね、発育不良
って言われたのよ」
和「あらま」
俺「きちんとした食事してなかったしね。生活も乱れてたんだよね。浩一はね
普通というか、6年の最後くらいから、伸びてきたけど、遼太郎は小さくてね
中2の後半くらいからね、伸びてきたんだよね」
健也「へ~で、でかくなったんだね」
将輝「こら」
健也「うひ」
俺「そうね。食事もさ、健太郎や浩一たちと食べてたしね。木下家もね、昔
からみな大柄だね。寛人たちもそうだしね。慎之助もさ、高校1年にしては
大きいしね。ちんちんもね」
将輝「そうかも。でかちんだよね」
遙希「兄貴ですけども、そう思います。ユニ着るとさ、もっこりしてるしね」
和「慎之助くんはそうかも」
俺「うん。がっちりしてるしね。たけるとも、体型違うけどもね」
遙希「そういやそうですね。たけるくんは、キャッチャーですしね」
将輝「そだね」
たすく「野球選手はそうかもね。晴は水泳部だし、また体型違うよな」
将輝「そうかも。哲成もそうだからね。哲成、優成はさ、双子だけどもさ
なんか違って来てるし」
俺「部活違うしね。拓也と和毅もそうだし、颯樹、翼もそうだね。顔は似て
いるけどもって感じだね」
健也「そうかも~って、おいらと竜介もそうだしね」
和「自分もさ、尚とは違って来てるなあって思うし」
遙希「そういやそうでしたね。健也と和は、がっちりしてきてますよね」
たすく「そうだね。運動部だしね。和も、腰周りしっかりしてきたし。野球
部はそうなんですかね」
俺「下半身が違うね。すばるもそうだったけど、たけるもね、昔はあんなでは
なかったのよ。野球部になってからだね。背筋力も使うし、自分もよくはさ
わからんけど、スウィングはさ、腰の回転力必要だしね。腿もね、むっちり
するしね」
将輝「慎之助もそうだもんね」
遙希「だね」
たすく「遙希や将輝もそうだし、飛鳥たちもそうなってますよ」
俺「そうだね」
晋平「手伝いも明日までかな」
慎之助「そう思うよ」
俺「いいことですよ。さっきさ、遙希、将輝、健也と和で話しててね。慎之助
の話し出てたよ」
慎之助「あらら」
晋平「ちんちんでかいとかでは?」
俺「出てたね」
慎之助「これだもんね~」
俺「晋平から見てどう?」
晋平「でかいですね。エロいというか、勃起も見てますしね」
慎之助「う~」
晋平「どきっとはしますけどもね。対象では見てないかなあ。慎之助とも
長いですしね」
慎之助「晋平に見られても、なんとも思わないですしね」
俺「そういう関係性っていいと思うよ。一緒にしなくてもさ、そこまではさ
学校の友人関係でもないもんね」
晋平「ですね。トイレとか宿泊の風呂では見えちゃいますけど、勃起はない
よね」
慎之助「そうだね。朝起きて、晋平ちゃんテント張ってるの見ますしね」
晋平「でさ、しこってるのも見ちゃうしね」
慎之助「それはあるよね。お、晋平やってるで、終わるけど」
俺「いい関係だよ。二人をさ、Q校にしてよかったよ。性格も方向性もさ、
違う二人だけど、根っこは同じだと思うしね。陽平や元紀でさ、担任もさ
配慮したしね。晋平は理科系だし、慎之助は数学科だし、離れてはいない
からね。2,3年で、授業は多少選択科目違うけどもさ、二人の縁は大事に
して欲しいかな」
晋平「はい。慎之助いたから、良かった面も多いですしね」
慎之助「うちに帰ってきても、穗高たちとの会話に入れる時、入れない時は
ありましたしね。それは仕方ないんですけどもね」
俺「そこはそうだね。慎之助と晋平はね、うん」
晋平「先生?」
俺「寛人たち親の義昭はさ、後輩で知ってたしね。弟多いのは聞いてたしね。
まさか、義朋を連れて来たけど、どよんとしてたしね。兄貴の義昭もさ、心配
したようだしね。慎之助、ちょっと落ち着かない時期だったけど、すばるも
そうだったけど、修人たちも心配してたしね。晋平はさ、酒井は同期だったし
連絡は取ってなかったけど、医師会などで、竜之助たちは知っていたし、圭も
ね、大学違ってたけど、でも、会うとさ、昔に戻っちゃったんだよね。晋平は
ずっとQ校だったしね。思いもね、あるんだよね」
慎之助「そうだったんですね・・」
俺「修人兄弟は、一人が一番下だしね。すばるは、義兄弟になるしね。修人が
Q校のね、野球部担当にしたしね。直人と一緒だったんだけど、分けた方が
いいかなってことになってね。それが逆に、慎之助を見ることが出来るように
なったしね。慎之助は外部生だけど、成績はよかったので、晋平のクラスにさ
入れたしね。偶然なんだけど、担任は陽平だったしね。正解だったなあって
今、思うよ。二人ともさ、進路は決めているしね。しっかり前を向いてさ、
生きているしね。安心してるよ」
晋平「はい・・」
・・・・
慎之助「先生と話して、よかったです」
俺「慎之助のこと、好きだしね。教師志望だしね。どう伸びていくかなあって
思ってるよ。これはね、修人もそうだったしね。修人は性格もよかったし、
部活でも中心にいたしね。今はね監督になって、力出しているしね。数学教師
としてもさ、頑張っているしね。慎之助の先生だもんね」
慎之助「修人監督は尊敬してますし、ちょっと変な目でも見ちゃいますね」
俺「あら~」
慎之助「修人先生を想像して、抜いちゃいますしね」
俺「うん。修人をさ、尊敬もいいよね。修人を越えて行きなさいよ。越えられ
ないよおって思うかもだけど、そう思うことがさ、慎之助の成長だよ」
慎之助「はい」
俺「一番、性欲ある時期だしね。自分もそうでしたしね」
慎之助「へい。むくむくしちゃうんです」
俺「わかりますよ。数学科志望だしね。一般受験だけでもさ、やりきるしか
ないよ。たけるもまあ、やってますわな。たけるもあほ~みたいな感じする
けど、根性あるしね。模試判定も凄かったしね。慎之助もさ、たけるのことさ
好きなんだし、いい先輩でもあり、兄貴でもあるからね」
慎之助「はい」
晋平「こら~まだ、話してる。にんじん切ってよ」
慎之助「ほ~い」
たける「さぶさぶ」
晴「夕方もね、寒いですよね」
たける「風がね。でも、外に行かないしね。ちょうどいいんだよね」
俺「そうそう。たけるの場合さ、体が鈍ってるしね。体重増えてません?」
たける「どき」
俺「ま、受験終わったら、絞るようにね。なんて、すばるもそうだったわよ。
やばい、とか言いつつ、時間あるときにさ、スイミング行ってたよ」
晴「水泳は全身運動だし、肺活量も使いますしね」
たける「二次試験終わったらですね」
俺「うん。たけるだけね、一般だけどもね。来年はね、晴と斗真もそうだし
ね。晴が籠もるのは寂しいけどもね」
晴「先生~~」
たける「その分、おいらが復活してると思うしね」
晴「そっか。お散歩は日課にしたいですね」
俺「いいと思うよ。たけるは夕方行ってるしね。晴はさ、ちびからずっとだし
習慣化してるしね。小学生だけでもいいんだけど、暗い時期とかさ、心配
だしね」
たける「事故に遭わないで欲しいしね。晴、一度交通事故あったけどもさ」
晴「あれは向こうから、来たしね。ずっとやると思いますよ」
俺「うん。たけるさ、昼間いるようになるでしょ。わんこの水補給はしてね」
たける「はい。お昼の時にしますね」
晴「たまになくなっちゃう日もありますしね」
俺「来週末は、共通試験だけどもさ、模試のような感覚で受けなさいよ。
焦ったり慌ててもね、結果出ないしね。普段通りのたけるでね」
たける「はい」