中学受験 回顧録

息子の志望校への道のりを振り返ります。

◇ 関西順位・男女別順位 ◇ 塾のデータから考える

2009-10-06 11:11:35 | 
息子が通ったのは中学受験最大手で全国展開している塾です。
塾では月に1度センター模試が実施されていました。

このテストは塾外生も参加できるテストで偏差値が出されます。
そして、この偏差値と各中学校のR4偏差値(偏差値による合格率80%の偏差値)を見比べることになります。
関西の男子の中学入試では社会について、入試科目になかったり理科との選択制になっている学校が少なくありません。
それゆえ3科目入試に臨もうとする塾生は、遅くとも6年生では塾で社会の勉強をすることはありません。
したがって6年生では関西男子の4科目の合計点数は下がることが多いと思われ、4科目合計でのセンター模試成績優秀者一覧には変化が生じるかもしれません。

関西男子が見るのは、国語・算数・理科の3科合計の点数であり順位であり、そして偏差値です。
塾の校内には、センター模試やカリキュラムテスト入試実践模試の各テストの後、3科目合計と4科目合計、それぞれの関西順位が掲示されていました。

3科合計で関西順位100位前後なら全国順位300位ぐらいと、だいたい関西順位に3をかけた数字が全国順位だったと思います。
ただ、順位が上がると関西順位にかける数字が小さく、逆に順位が下がるとかける数字が大きくなったような気がします。

息子は男子校を目指していましたので、男女別の順位にも着目していました。
男女別順位と男女合わせた総合順位を科目別で比較すると、
・算数は男女別順位>総合順位の1/2
・国語は男女別順位<総合順位の1/2
このような傾向だったと思います。
算数では上位層に男子が多く、国語では上位層に女子が多いということが表れているのかなと思います。

全体の中での位置、受験科目での位置、地域の中での位置、そして男女別での位置。
母数の多いデータからいろいろな切り口で考えること。
それらを時系列で見てトレンドをつかむこと。
これぐらいのことなら、インターネットでアップされるデータやテストごとに配布されるデータ表から簡単に実行できると思います。
そして的確に現状をつかむことによって、適切な対策を講じることへとつなげられるのではないでしょうか。

私は、息子に算数の問題の解き方を指南することはできませんでしたが、現状把握からどう対策を講じるかについては常に一生懸命考えていたと思います。


   


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