行列はできないけど、親切な保険相談所

A kind Insurance consultation office.

火災保険の高い都道府県ベスト10

2013-07-27 | Other talks
保険会社の火災保険は都道府県によって、その料率が決まっています。
(ちなみに、JA共済の建更ムテキは全国同じ料率を使っているようです。)
では、火災保険の高い都道府県は?

単純に火災の発生件数だけでみると、人口の多い地域が上位に入ります。
ただし、人口の比率から考えていくと必ずしも人口の多い地域が火災が多いとは言い切れません。

都道府県別 火事件数ランキング(出典:総務省 2011年公表(2008年データ) )

単純総数
1位 東京都 5,831
2位 大阪府 3,392
3位 愛知県 3,306
4位 神奈川県 2,748
5位 埼玉県 2,632

人口10万人当り
1位 高知県 54.3
2位 鹿児島県 53.7
3位 宮崎県 51.3
4位 茨城県 51.1
5位 島根県 48.0


では、単純に火災発生の多い地域が火災保険も高いのでしょうか?

ズバリ、火災保険の高い地域のベスト10は下記の通り!
(平成25年度、N保険会社保険料率による比較)

火災保険の高い都道府県(都道府県名のとなりの数値は住宅火災保険基本料率)
1位 沖縄 2.64
2位 鹿児島 2.48
3位 宮崎 2.28
4位 長崎 2.28
5位 大分 2.07
6位 熊本 2.07
7位 佐賀 2.07
8位 福岡 2.07
9位 高知 2.07
10位 青森 1.93

火災保険の安い都道府県
1位 東京 1.23
2位 神奈川 1.23
3位 長野 1.23
4位 埼玉 1.26
5位 千葉 1.26
6位 愛知 1.27
7位 京都 1.27
8位 岩手 1.28
9位 富山 1.28
10位 石川 1.29


つまり、火災の総件数が1位の東京は、火災保険料率は全国で一番低い(火災保険が安い)都道府県なのです。
なぜ?   つづく


コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。