父のお墓へ

今日は、父のお墓が無事であるか確認して来ました。


父の実家がある唐丹は、壊滅状態です。

防波堤は破壊され、そこを越えてきた波は、民家を押し流しました。


父の実家は、床下浸水でしたが、高台にあるのに、ここまで来たのかとがく然としました。


まだ断水していて、皆、不自由な暮らしをしています。


どうか早く水が出ますように。

夜

空手の練習は夜です。

車を走らせると途中から、がれきの山が現れます。


電気も通ってない町は、ゴーストタウンです。


その暗闇を通り、道場に向かいます。


けれど道場に着くと今までの事は、夢だったかのようにいつもの時間が流れます。息子の形を見ている時が私の至福の時間です。

地震や津波が夢ならいいのに。
何度もそう思うけれど、帰り道にまた現実に引き戻されます。