劇団四季日記帳

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8月19日「ライオンキング」(東京)~マチネ~

2006-08-26 19:40:49 | 観劇レポ<劇団四季>
やっとのことで、東京遠征でライオンキングを観に行くことができました~(>_<)
高校生なんで、突発で観劇!!ってわけにはいかないので、
せっせと貯金してやっとの事で観劇にたどりつきました~(T_T)
もうかなり前のことですが、8/19にマチソワで観に行ってきました~↑↑

マチネのYシンバは「おはスタ」でも映っていた長谷川成義くん。
    Yナラは三代川柚姫ちゃん。

まずは、キャストボードチェック!!「ヤングズ達は・・・長谷川成義くんと三代川柚姫ちゃん。」
テレビで見たYシンバが生で見える!!と、一人で大喜び↑↑
そのあと、「集合!"5"のつくなかまキャンペーン」に直行!!ガラガラっと回し出たのは・・・・・おめでとうございます!!
祝い箸!!あらら・・・(>_<)
気を取り直して観劇へ。

☆サークルオブライフ☆
マチネは原田ラフィキ。名古屋公演で初めて観た時も原田ラフィキだったのですが、すばらしい歌声は健在でした。
何だか涙が出そうになりました・・・。
赤レイヨウって、アフリカンチックに歌っているんですね。四季の開口法とかではなく、とってもアフリカ~な感じ。
子象の柚姫ちゃんは・・・イイ感じ!!客席に満点の笑顔をふりまいていました。
僕は下手側の通路脇サイドブロックの席だったのですが、常にセンターブロック側に向かって笑顔を送っていたので、
真正面からは見れず・・・。「こっちも見てよ~(T_T)」
あと、大きい方の象が階段をのぼりはじめる前にいったん止まった時、横向いて笑顔を振りまいていて横に気を取られていたのか
子象の柚姫ちゃん正面衝突寸前でした~。危ない危ない・・・。
それ以外は全く問題なし。インゴニャーマエンゴニャマバーバーラ♪としっかり歌って、鼻と耳を動かすのもバッチリ(>_^)
動きもスムーズでした。

☆ラフィキの木☆
ラフィキ「ドゥメーラー!!」から始まるこのシーン。今回はマチネだったせいか、お子様の笑い声がいっぱい聞こえてきました。
大人の方もいっぱい笑っていました。しかし、僕はS席の2列目だったんですけど、僕のまわりではあまり笑い声が聞こえず・・・。
(前のほうの席は常連さんばっかであんまり笑えないのでは!?と、勝手に納得!!!)でも、やっぱりいっぱい笑ってもらった方が
出演者の方達はやりやすいのじゃないかな~???

☆大草原☆
「ずんずんずん~ままいぇ~♪♪」奈落から草が出てくるトコ。
今度は隣の席から笑いが・・・。(ここって、笑えるシーンだったっけ!?)
っま、置いといて・・・いよいよ成義シンバ登場!!「来た~!!!!」背は、少しだけ高いような~
第一声「僕達はどこに行くの?」(あれ!?こんなに声高かったけ?テレビで見たときはもっと低かったような?)
よくよく考えてみて、後で分かりました。
あと、よく「深水ムファサのやさしさがあんまり感じられない。」みたいな事をいろんな所で見かけますが、
今回がたまたまだったのかもしれませんがそんなに感じませんでした。(ただ、冒頭でシンバをくるくる回したりする時、
なんかイジメてるように見えてしまったのですが・・・。)
成義くんの「でも父さん、僕達レイヨウを食べるじゃない?」を疑っているように言う台詞回しがうまく印象的でした。

☆朝の報告☆
吉谷ザズの「おはよ~ございまぁ~す!!」。今回、この台詞のパワーはすごいと思いました。
一瞬にして何もかもが変わるんです!!!!
まず、この一言で一瞬にして劇場が「朝」になります。「おはようございます」って言ってるから、あたりまえじゃない!!って
思うかもしれませんが、ただ「おはようございます。」ではないのがなんとも「朝」な感じをかもし出しています。
そして、狭い舞台を一気に広げ、サバンナの広がる大地を想像させるのです。言葉で上手く表現できないのですが・・・。
こんな発見ができて、なんか嬉しくなっちゃいました。
===吉谷ザズの「おはよ~ございまぁ~す!!」===
オススメです。一回聞いてみてください。
お辞儀の仕方は腰に左手を当てて礼。体を起こす時は、頭から順に「ぐにょ~ん」と上がってきていました。
ザズの報告の直前の毛づくろい!?みたいな事をやるシーン。「あ”~!!ん”ん” ペっ 」ってやるトコ。
僕のおじいちゃんが痰が詰まった時にやる行動とそっくりだったので何だか笑えました。
成義シンバのMリポ♪♪「かかれ~!!」「うわ”!!!!」からダンスの始めの方は安定していてバッチリだったんですけど、
「朝のご~報~告~♪」で出遅れちゃって、それからは、あらららら・・・。ちょっとキツそうでした。
最後には「このモー・・・ニーン・・・リーッ・・・ポッ・・・」とちょっと声もゆれゆれになちゃってしまいました。ガンバレ成義シンバ!!
でも、「僕はいつでも置いてきぼり。どこにもいけない。」の台詞と表情は◎でしたよ。

☆スカーの罠☆
スカーおじさんの「それで、お前のおやじは王国全部を見せたんだね?」「全部!!」元気に言っていました。
「北の国境にそびえ立つ高台は案内してくれなかっただろう。」「うん↓↓あそこへは行っちゃいけないって・・・。」
と 元気な感じから、落ち込む様子がよく表れていました。

☆狩り☆
柚姫ナラはダンスにかなりキレがあり、他の雌ライオンとすっかりなじんでいました。
「今、母さんと一緒に狩りに行くところなの。」から「そ~ゆ~ことなの!?」の変化が 拒否 → 期待 になっていた表現が
うまかったです。

☆早く王様になりたい☆
成義シンバは「き~とな~てみせ~るさ~すごい~王様~に~」や「か~こいい~た~て~がみ~たなび~か~せ~て~」など
伸ばした歌い方でした。ミュージカル版のCDの歌い方よりはアニメ版の歌い方に近い感じがしました。ここでは息も切れず、
キレイに歌えてましたよ。
柚姫ナラはダチョウの上で楽しそうにリズムにのっていました。
歌い終わったあとザズが壁にぶつかるトコ。子供さん達は笑っていたんですけど、
吉谷ザズはおじいちゃん的な要素があって(失礼!!)おもしろい!!と言うよりはかわいそう・・・と言う思いが先行してしまい、
あまり笑いが起こらなかったのが残念でした。

☆象の墓場☆
成義シンバが「ウ゛ェーーーー!!!!」と吠える所。めっちゃ大きな声で吠えていたのにシェンジに「たったそれでけ?」
と言われてちょっと不思議な感じがしました。シェンジは吠えに強すぎだぞ!!って突っ込みたくなるぐらい(>_<)
あと「ごめんなさい・・・。」のニュアンスがとても正直な感じを出していました。

☆星のしずく☆
「王様でも怖い事があるんだね。」と言うシンバにナイスな照れ笑いしていた深水さん◎でしたよ。
だけど、深水ムファサやってくれました・・・。音程のもろハズレを。
「お前こ~そ~王~と~なる~」の「王~と~なる~」と「星たちが~」で声がガサガサに。深水さんは高い音が大の苦手みたいです。
低い音程の所はバッチリと安定しキレイに歌えているんですけどね~↓↓前の台詞の「勇敢とは軽率とは違うんだぞ。」
と言ったのもこれで全てぶち壊しに・・・。深水さん頼みますよ~!!
深水さんには、スカーだけをやらしてあげたほうがイイのでは!?

☆覚悟しろ☆
栗原スカー、超ノリノリでした。音程もバッチリ(>_^)
ちょっと気になったのは、声をちょこちょこ裏返して歌っているんですけど、裏返して歌うのならもうちょっと
色んな場所を裏返した方が、イイんじゃないのかな~!?突如「ここで?」って所でひょっこりと裏返しているので、
バランスが悪いんですネ~・・・。他はホントにイイんだけどな~

☆峡谷☆
ムファサの「クビにせよと言って聞かんのだ」と言って、ザズが壊れる所。吉谷ザズちょっと壊れすぎちゃって痛そう・・・。
後から「冗談だ。」と言っても、もう手遅れでしょ。(笑)まあ、心が広いザズだから許してくれたんですがね。

☆断崖☆
スカーの「未熟な遠吠えの練習をしてな。」に対しての「わかった・・・。」と言う成義シンバ。何だか不満そうでGOODです。
「ザズ~!!助けて~!!」では声量があってかなりリアルに感じました。
=ムファサの死=Yシンバの演技力が表れるシーン。
「父さ~ん!!」「父さん?」「父さん、ねぇ起きて」「父さんねえ起きて!」「お願いだから起きて!!」
多くのシンバはここで「哀」の演技をするようですが、最後の「お願いだから起きて!!」では「哀」ではなく、
怒っているように感じました。「ふざけてないで起きてよ~!!」と父の死を受け入れたくない感じで、幼いシンバの感情が
伝えられていました。
「誰でもいいから、助けて・・・」では声が震えているようでした。ここでちょっと「うるっ」ときました。

☆ラフィキの木☆
柚姫ナラの「ホサナ」はキレイに、ハモってさらに悲しみも表現できていました。

☆ハクナマタタ☆
羽根渕ティモンの江戸弁にはちょっと不思議な感覚でした。「どえりゃ~」とか言ってしまうんじゃないかと。
羽根渕ティモン、「言ってみやがれ」を「言ってみや~がれ」って言ってたので「言ってみや~」と間違えかかったのかと
思ったりしたのですが、江戸弁はそういうものなのかな?
でも、だんだん観ていくうちに、江戸弁にすっかり馴染んでいるように見えました。
ところで、羽根渕ティモンのあのどえりゃ~高っきゃ~声はどこから出てや~すんだろか~?
成義シンバの後姿のシルエットとかがテレビで見たのと全く同じでなんか興奮してしまいました。
「心配ないさっ この世の事は~」で声が震えていたんだけど、どうしてだろう???
退場シーンではしっかりとリズムが取れていました。

☆愛を感じて☆
見つめ合うところで田中シンバが照れ笑いしていたのがなんだか「初恋」って感じてすごくよかったです。

☆カテコ☆
成義シンバ、柚姫ナラ同様に笑顔満点でやっていました。回数は控えめでした。
スタオベは3~5人?ぐらいで一番最後に立ったような感じでした。(僕も立ちましたよ~!!最後の最後だけど・・・)

成義シンバを、以前むーさんが書かれた正統・演技派癒し系シンバって言う意味が分かりました。
特に落ち込みとか、苦しみとかの喜怒哀楽の「哀」の演技がとても上手く表現できていると思いました。
また、柚姫ナラは笑顔がGOODで、安定したキレイな歌声なナラと感じました。

※家に帰ってなんで成義シンバの声が低く感じたのか録画をチェックして分かったんですが、「心配ないさ この世の事は~」を
全て「お」に近い口の形で発音していたので、低く感じてしまったようです。今は歌い方が少し変わったようで、
「低い」とは感じなかったです。ここに訂正させていただきます~m(=_=)m

追記:オープニングからちょっと気になっていたのが赤ちゃんの泣き声・・・。
ハイエナやスカーが出たりするシーンではもちろん、星のしずくでも大泣き。
運良く?僕の席からは遠かったのですが、周りの人たちはちょっと迷惑だったのかもしれませんね。
そのために、託児サービスや親子観劇室があるんだから、もうちょっと考えてよ~(>_<)
1幕でかなり泣いていたので2幕では移動してくれたかな~?と思ったら、2幕でも同じ位置にいました・・・。
もう少し配慮してほしかったです~↓↓みなさんは観劇マナーを守りましょうね。


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