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ジェニーファックス201819年秋冬コレクション母なら誰しも青春の味を知っているファッションプレス

2018-06-21 00:20:06 | 日記
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ジェニー ファックス(Jenny Fax)の2018年秋冬コレクションが、「Amazon Fashion Week TOKYO 2018 A/W」2日目の2018年3月20日(火)、東京・ラフォーレミュージアム原宿にて発表された。キーワードは、"お母さん"今季ブランドが掲げたテーマは、「家族」。その中でも、デザイナー シュエ・ジェンファンは、自身の"お母さん"をメインに取り上げ、OL時代から現在までの半生を、色彩豊かに描いていく。ランウェイとなるステージには、シュエ・ジェンファンの妹によって描かれたという、4枚の色鮮やかな絵が飾られており、"お母さん"に見立てたモデルたちは、この絵の周りをぐるぐると旋回する。異なる色彩とスタイルで魅せるブラウスショーの始まりと共に会場に鳴り響いたのは、1980年代にリリースされた、ボーイズバンド・BOOWYの「わがままジュリエット」。昭和の空気を醸し出す、アップテンポな曲調と共に、OL時代の"お母さん"が姿を現した。モデルが着ているのは、色とりどりのブラウス。肩に空気を含んだように膨らんだ、パフスリーブを採用したものや、モデルが通している袖とは異なる、もうひとつの袖を配したもの、裾の丈を大胆にショートにしたものなど、ひとつとして同じデザインのないブラウスは、鮮やかなカラーに染まりながら、様々なストーリーを伝えてくれる。フラワープリントを散りばめて散見されたのは、テキスタイルの上に花を咲かせるフラワープリント。ショート丈のワンピースには、四季の花を表すかのように、4色の色違いのプリントを組み合わせた。見る角度から異なる花模様の見える、ロマンチックなデザインは、恋に落ちたひとりの女性の姿を彷彿させる。結婚後の"お母さん"の姿とはショーの中盤に差し掛かると、ウェディングドレスを纏ったモデルが現れる。ハート型のアップリケを縫い付けたドレスは、歩く度にキラキラと輝き、ハッピーなムードを漂わせる。しかし、それ以降に登場するモデルたちは、エプロンをモチーフとしたロングドレスや、”お母さん”の体型を表現したという、前方へ不自然にふくらんだスカートなどを纏う。家庭に入り、"母"として生きる1人の女性の姿が表現された。ウィットに富んだ小物アイテムの展開コレクション全体を通して目を引いたのが、ウィットに富んだ小物アイテム。複数個重ねて首からかけた、お菓子の缶や、赤ちゃんをモチーフとしたポシェット、そしてハイヒールの上に、さらにバンドで留めたデコレーションの"靴"など。この靴型デコレーションは、シュエ・ジェンファンの"お母さん"の足のサイズが非常に小さいことから、ヒントを得て、ユーモラスに体現されたものだ。

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